31.まふまふside ページ31
まふまふside
「っ!はぁっは、ぁっ…!」
普段運動してないからか、
すぐに息が切れる。
でも、今はそんなこと関係ない。
「ついた…っ!はぁ…体育館、そう、こ…!」
時々女の子の唸り声が聞こえる。
嘘だ…!まふゆっ!
「なに、してるの______?」
そう言うと、1人の女の子が振り向く。
優「なにしてる、って、
見てわかるでしょ?真冬くん。」
ね、ぇ、
嘘でしょ、なんで、まふゆがっ
「君っ…!まふゆに何したの…!?」
僕は抑えきれなくて大きな声を出す。
「なんでまふゆがそんなに傷だらけなんだよっ!!!」
優「なによ、あんた、めんどくさいわねぇ…
______なに?逃げる?そっか。逃げましょう(笑)」
あの女の子に話しかけた子がすこしこっちを振り向いた。
悲しげな瞳で。
優「あなたの大事なお友達、
傷つけちゃってごめんなさぁい♪」
そういって去っていった。
「まふゆっ…?まふゆっ!
大丈夫?」
僕はまふゆに必死に声をかける。
雨だなんて、気にしない。
返事はないけど、一応息はしてる。
「____そらるさん呼ぼう。」
まふまふそらるさん。今すぐ体育館倉庫の裏口に来てください。用事なんてどうでもいいです。さっさと来てください。
そらるわかった。その様子だと、やっぱ何かあったんだね
ちょっと経つと、足音が聞こえてきた。
まふゆは一応屋根のあるとこまで移動させてある。
そ「あ、まふ…」
「そらるさん…まふゆがっ…!」
そ「やっぱ傷つけられたんだ…
とりあえず保健室に連れて行こう…?」
「はい…」
そう言うと、そらるさんが、
いわゆる、姫抱きでまふゆを運び始めた。
「ごめんね、まふゆ、すぐ気づいてあげられなくて…」
そうつぶやいた。
小さい声だったのにそらるさんには聞こえてたみたいで。
そ「まふゆは許してくれるよ、
とりあえず保健室に運んで、まふゆが目を覚まさないと、話、できないから。」
「そう、ですね。
てか、彼方さん、その抱き方結構注目集めてますよ
まふゆが可哀想です。」
そ「え〜いいじゃん、1回こんなのやってみたかったんだもん」
「うわぁ…」
ていうか、この事天月くんたちが知ったらどうなるんかな…
とくに96ちゃんだよ…あの子はもうほんとにめんどくさい。
まふゆ、傷だらけだ…
守ってあげられなくてごめん、まふゆ。
_______
まふゆちゃんごめんね!
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彩描(プロフ) - ぽっぽやけどさん» 質問ありがとうございます。Part2に記載させていただきました! (2017年6月14日 21時) (レス) id: 0751691f5b (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぽやけど - まふゆちゃんへ:まふゆちゃんは色んな声を出せるんですか?。これからも応援してます (2017年6月13日 16時) (レス) id: 9f69d0aeee (このIDを非表示/違反報告)
あやね(プロフ) - 冬佳さん» ありがとうございます!!!wドッペルゲンガーを歌った歌い手さんが好きな歌い手さんだらけで嬉しかったので!w (2017年6月6日 21時) (レス) id: 6e5742d929 (このIDを非表示/違反報告)
冬佳(プロフ) - 雑談で拝啓ドッペルゲンガーの挙げてる歌い手さんたちが私の好きな歌い手さんと一致してて舞い上がりました!続き楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年6月6日 20時) (レス) id: 7f16f88c10 (このIDを非表示/違反報告)
あやね(プロフ) - 情報屋さんだぞーさん» ありがとうございます!!!! (2017年6月1日 16時) (レス) id: 6e5742d929 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩描 | 作成日時:2017年5月7日 19時