【歌い手】あなたと私はおんなじ名前【まふまふ】

１５.まふまふside ページ15

まふまふside






「ん…今…７時前？

眠い…」





今日はなんでだろ。

いつもより起きるの早いな…





「早起きは三文の徳って言うし(合ってる？)
今日は早めに学校行っちゃおー！」





そうして僕は、起きた。



めずらしいよ。僕が自力で起きるの。


いつもさかたんかそらるさんに電話で起こしてもらってるんだもん。





「食パンあったっけな…トーストにしよ。」









・









朝ごはんも食べ終わり、


身支度も終わり、


時計を見ると

７時半。



「そろそろ学校行こ…まだまだ知らない人いっぱいいるから少し怖いんだよなあ…」





ｶﾞﾁｬ…




「いってきます。」





誰もいない部屋に、そんな僕の声だけが響いた。







そ「あ、まふ。おはよー」






そらるさんがあくびをしながらつぶやいた。





「あっ！そらるさん！おはようございます！」




そ「今日やけに元気だな…何かあったのか？」




「そうなんですよ〜昨日ですけどね〜！


聞いてくださいよー！」





僕はそらるさんには話すことにした。




「う〜んと、昨日、僕が録音してて、休憩してるときに何処かから音楽が聞こえたんですよ、
どこだろ？って思って、まふゆのほうから聞こえてた気がしたので耳を澄まして聞いてたんです。」



そ「盗み聞きしてたのか。」



「ぶー！こればっかりは仕方ないじゃないですか！
で、聞いてたら、あの歌い手のまふゆさんにすごくそっくりだったんですよ！」





いや、寧ろおなじ声…！





そ「えっ…？！まふゆが、あの！？」






そらるさん凄い驚いてるｗ



こんなのはじめてみたかも。





「そうなんですよ！それで、今日学校行ったら聞いてみようかな…と思って！」






向こうに迷惑じゃなければ聞いても…




そ「聞いてもいいんじゃない？」






「ですよね！聞いてみます！」






そんな話をしてるとあっという間にもう学校に着いた。





あ、まふゆだ




「そらっ…彼方さん！まふゆ発見です！」






危ない危ない…そらるさんって呼ぶとこだった…




今ここで呼んだら色々危ないからねっ！








「まふゆー！！！！おはよー！！！」






そうしてまた僕達の一日が始まる…





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
彩描です！


次回かそのまた次で二人がお互いの存在を

知ることになるのでしょう…きっと。

毎回短くてすみません！


そしてもう

7000hit！

総合最高6位！


ありがたいです！


それでは！

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