反省会2【ろんぐ。】 ページ23
レント「....お前ら、あの話聞いて何するつもりだ?
アルコ、イリス。」
俺は問題児と有名な双子に殺気をかけながら話しかけた。
2人は小さく肩を震わせてしどろもどろしながらこう答えた
アルコ「い、いや〜あはは....何かおもちゃに使える情報聞けそうだったからさぁ..」
イリス「本当はれんれんと遊ぼうと思って来たんだけどさ!
ノワールの弱点とか面白そうだと思って!」
アルコとイリスは俺がやんちゃしてた頃に知り合った双子で、
何故かなつかれて今でも頻繁にここへ遊びにくる。
ちなみに、れんれんっていうのは2人がつけた俺のあだ名。
やめろって言っても聞かないから放置している。
レント「はぁ....お前ら、いい加減ノワールに喧嘩売るのやめろよ...
前だって調子乗って痛い目見たんだろ?」
俺がそんなことを言えば、2人は苦い顔をした。
割とまじで痛かったようだ。
イリス「だってさ〜...アリアの反応面白くてさ〜...
僕達遊んでるだけなのにあんなに激おこぷんぷんしちゃって...」
イリスはその時のアリアの顔を思い出したのかクスクスと笑っている。
アルコ「あ、そういえばさ、ノワール強かった?楽しかった??」
アルコはわくわくした顔で聞いてきた。
こいつもかなりの戦闘狂だと思う。
レント「まぁな....不意打ちされて吃驚したとは思うけど、すぐに戦闘態勢に入ってたよ。
俺達ほど早くなかったけどな。ぶっちゃけたら平和ボケしてるわ。」
平和ボケしてるわ。で2人が吹いた。
ちょっと待てどこに吹く要素があった。
アルコ「俺達....平和ボケしてるチームの....1人に負けたのかよ...ヒイィ」
とか爆笑しながら言うのよ。
まあそうなりますよね。
そういえば、とふと思った事を2人に聞いてみた。
レント「なんでお前ら俺のチーム襲わねえの?」
そしたら2人はキョトンとして、
イリス「なんで友達のチーム襲うの?」
アルコ「たまにれんれんを拐ったりするしなー、れんれんがいるだけで楽しいや。
後ね、れんれんが辛そうな顔見たくない。」
とかとっても恥ずかしい事言うんですよ。
レント「お前ら.....よくそんな恥ずかしい事言えるな....」
顔に熱が集中するのがわかった。
れんれん可愛いー!って2人にいじられた。
しばいた。
レント「もう帰れ!!!」
アルコ「はいはいっと〜、れんれんの照れ顔拝めたからもう今日は満足!」
イリス「今度はれんれんを拐っていろんな所に行くよ〜!また来る!!」
とか言って帰っていった。
はあ....疲れるな。
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作者名:霜降月 ろんぐ。 x他3人 | 作者ホームページ:
作成日時:2015年2月16日 23時