大丈夫だよ。2

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side.知念



点滴をする事になって涼介はいやいやと体をよじっている




全然力は入ってないんだけどね




涼「やぁだ！やらなくていいのぉ！」




医「ちょっと我慢ねー」




涼「っ、いや･･痛いｯ、ｸﾞｽｯ」




有「頑張れ頑張れ」




医「よし終わり」




薮「頑張ったな」




涼「んー･･ﾋｸｯ」




皆でよしよししたらまた大貴に手を伸ばした涼介




有「よいしょ」




医「点滴終わったらまた呼んでください」




薮「ありがとうございます」




有「知念、俺のカバンにティッシュ入ってるから取ってくれない？」




ティッシュを渡すと涼介の濡れた顔を拭いてあげて、




有「ほら、鼻かんで」




って鼻までかませてあげていた




ファンの子が双子だって言う理由もわかる気がするな




大貴といると涼介が子供っぽくなって兄と弟の関係に見えてくる




有「ん？急に重くなったけどもしかして寝た？」




薮「うん、寝てる。可愛いな」




小さく口を開けてスースーと寝息を立てている涼介は赤ちゃんそのもので




知「うん、可愛い」




有「俺も見たいー」




知「ちょっと大貴動かないで、涼介起きちゃう」




有「あ、ごめん」




それから1時間ぐらいして、点滴が終わったから、涼介が寝ている間に針を抜いてもらった




医「一応早く熱が下がるように解熱剤出しときますね」




知「はい、ありがとうございました」




医「お大事になさってください」




涼介は未だに寝ていて、車に乗せて家に帰っても全く起きなかった




雄「おかえり、山田は･･ぐっすりだね」




光「やっぱり疲れが溜まってたんだろうね」




薮「もうちょっと寝させてあげよう」

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