大丈夫だよ。

△ ページ15

side.裕翔



家に着いてすぐにやまをベッドに寝かそうとした


けど、なかなか離れてくれなくて、


結局今やまを膝に乗せてソファに座っている




薮「裕翔、お昼どーしよっか？」




裕「あぁ、俺作るよ」



薮くんに作らしたら大変なことなるからね





涼「んぅ･･ゆーと、」



今の会話を聞いて俺が離れると感じたやまは俺の服をさらに強く握った




そんなやまを見て




薮「･･俺買ってくるわ、お粥とお弁当」




そう言って悲しそうに出ていった薮くん




裕「･･･やま、薮くん怖くないよ？」






涼「･･ん、、やぶちゃ、」



やまも少し罪悪感があるのか、薮くんが出ていったドアを見つめて小さく呟いた





裕「薮くんが帰ってきたらいっぱい甘えてあげでね」




そう言ってやまの頭を撫でてあげるとふわっと微笑んでから俺の胸に顔を埋めてきた








がちゃ＿＿＿＿＿＿




薮「ただいま、買ってきたよ」



裕「あ、薮くんありがとう」




薮「山田、どれがいい？」




どれがいいか分からずいっぱい買ってきたのか、



薮くんは買ってきたお粥を持ってやまに見せた。




涼「･･んぅ、、これ、」



そう言って指を指したやまを見て、




薮「よし、今温めてきてやるからな」



とふにゃんふにゃんの笑顔でやまの頭を撫でてキッチンへ向かった




んふふ、薮くん やまが反応してくれたのが嬉しかったんだろうなぁ

△→←△

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す