斉木の妹は鬼退治に行くそうです (ページ32)

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妹、無惨に同情… ページ32

ふぅ、暇だな。
空助兄さんは、渡した日輪刀(一部)と藤の花をなんか、鞄から変なの取り出して、変なのを作っている。

楠雄兄さんは集中して私から鬼の血を取り出している。

私は、ただ座る。それだけだ。

だから暇なのだ。

あぁ、体が少し楽になったな。
今からラスボスを血祭りにあげるんだが、

今思うと、可哀想だな。
だって、私でも楽勝なのに、私の3倍強い楠雄兄さんと私と、多分えげつない武器を作る空助兄さんが相手。

手加減出来るのか？

まぁ、自業自得だな。

楠｢おい、A終わったぞ。｣

『ありがとう兄さん。
体、少し楽になった。
そういえば、空助兄さんは作り終わったの？それ、』

空｢あぁ。もう終わるさ。｣

そう言って、笑顔で、今作っているものを見せている。
どうやって作ったのが謎だが、どう見ても、アキュラシーインターナショナルAS50だよな。

これは、イギリスで作られた狙撃銃。遠く離れた敵を正確にhitし殺傷能力が高い銃だ。
そして、多分これ、対鬼用になってる。

明らかに、藤の花の毒、日輪刀使われている。

ガチでヤル気だな…。
自業自得とか言ってすまない。
これはやり過ぎかもしれない…。

無惨｢ブルっ、なんだ今の？｣

うわっ、空助兄さんのあれだけかと思ったら、爆弾まで作っているんだが…。

楠雄兄さんは制御装置外しているし。

……。

次回、無惨死す。
デュエルスタンバイ。

だな。
いや、まぁうん。頑張れ無惨。殺されないように。

楠｢おい、Aの刀を何本かくれ。いや刀じゃないのか…？｣

空｢こっちはもう準備OKだよ！｣

『いいよ、楠雄兄さん。』

楠｢では、行くか。｣

無惨が逝くな…。

楠｢テレポート｣

シュンッ

着いたのか？
無｢なんだ、貴様ら？
ん？貴様！何故鬼になっていない！？｣

まぁそうなるよな。
血を入れたはずなのに、鬼になっていないという。

そう思っていると、

ヒュン

えっ、私の頬を通ったな今。
弾丸。これ空助兄さんのじゃないか？

無｢ぐっ、今のは…｣
うわ、hitしてるよ…
そして追い討ちをかけるかのように、楠雄兄さんが、空助兄さんお手製の爆弾を無惨へパス。

ドカァァ

うわぁ、死んだんじゃないか？
あっ、生きてる。でも何か形変わってね？
ていうか、他の鬼さん来てね？

楠雄兄さんと空助兄さんは無惨に攻撃しようとしてるし、私がやるか。

楠｢へばるなよ、これからなんだからな！｣

うわぁ、悪魔見えるよ。
一方私は雑魚な鬼、上弦の鬼など鬼の足止めをする。