［amtk］お月様と彼女さん

#休日 ページ9

☽･:*


天月さんside


朝、珍しくAより先に起きた。

僕の隣で気持ちよさそうに寝てるAを見て笑みがこぼれてしまう。




昨日は大変だったからなぁ
浦島坂田船と飲みに行くと度々こういうことになるからな…特にセンラさんはいろいろ溜まっているんだろう……可哀想に((





いつもはAが朝ごはんを作ってくれるので今日くらいは僕が作ろうと起こさないようにベッドを出る。

猫たちにおはようをしてキッチンに向かう
さて、何を作ろうか。




流石にAみたく彩り豊かな朝食は作れないからトーストを焼いて卵焼きとかでいっか〜


朝ごはんを作っていると、眠い目を擦りながらAが起きてきた。いい匂いに釣られてきたんだな‪w

『おはよう…ございま、す〜』

「ふふっおはよ」


欠伸をしながら言うAを愛しく感じながら笑い返す。



『………あぁぁっごめんね！朝ごはん！！』


やっと目覚めて僕が朝ごはんを作ってることに気がつくと半分叫ぶように謝るA


「…そこはありがとう。でしょ？ごめんよりありがとうの方が聞きたいな」



Aのおでこに自分のおでこをコツンと当てながら言う。

我ながらめっっっちゃ恥ずかしいこと言ってるぞ？！



『あ、ありがっ…とう……』


顔を赤くしながら言うAが可愛すぎて思わずおでこに軽くキスを落とす。

くっっっそ恥ずかしい…







「んー…じゃあ悪いと思うんだったらさ！どこか行こうよ！！」


まだ申し訳なさそうな顔をしているAに提案してみる。


『え、行きたい！！うん！！！』


満面の笑みで答えるA
可愛いなぁ…









ちょっと待って、何か忘れてるような…









フライパンを見ると焦げた卵焼きが乗っかっていた。

#お出掛け→←#酔っ払い

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す