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スカイアラ ページ7

「転移先1458光年。25番地世界。
『スカイアラ』転移願います」

シロが転移先を設定する。

植物園の広い庭にそれは設けられていた。

転移装置。これは二種類ある。

一つは精霊や園長を運ぶもの。

もう一つは『本部』から物資を受けとるための物。

園長という仕事をするには欠かせない物である。

「じゃあマスター行こうか」

ドクツルタケの後に続いてAも転移装置に乗り込む。

大きな筒状のそれは、彼らが乗り込むと瞬く間に光りだす。

そして、光は彼らを包むと空へ消えていった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1458光年25番地世界『スカイアラ』

悪食の存在を確認。数は3体。

早急に討伐願います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そこは、翠の草原がただ広がっているだけの世界だった。

風が優しく吹き、雲一つない青空が広がっている。

少し歩くと森が見えた。
水の澄んだ川も流れている。

この世界にAたち以外生命体がいるとすればそれは『鳥』だけである。
鳥、と言ってもいつも人間が目にするような物ではないが。

スカイアラは鳥だけが存在する空の楽園と言われている。

雨や雪は降らず、森には彼らの食料となる木の実がなっている。

空を見ると美しい様々な色の羽根を持った鳥たちが飛び交っていた。

鳥たちが作る虹とでも言っておこうか。

それにAが見とれていると、ドクツルタケが声をかけてきた。

「川が濁ってる」

そう言われて川へ視線を戻すと、さっきまで澄んでいたそれは変色していた。

しかもそれは赤く変色してきている。

川は森から流れてきていたので、そこへ向かうことにした。
森へ向かうにつれて、川の変色は強くなっていく。

そして、森に着く手前で川から色んな物が流れてきた。

折れた枝に、潰れた木の実。



それと、鳥の死骸。

川を変色させていたのは鳥の血だったのだ。

森に着くとそこには異臭が立ち込めていた。
鉄の匂い。それが森に充満していた。

「園長様。悪食の反応があります。討伐対象数と同じ3体です。いかがいたしましょう?」

できればドクツルタケに無理はさせたくない。

いくら死の天使と言えど、自分が死んでは元も子もないのだから。

「マスター俺は3体くらい余裕だよ?」

いつの間にか手に大鎌を持ったドクツルタケがAに微笑んだ。

「だから...ね?」

翼をはためかせて、彼は悪食のいる奥を見た。





「俺に殺すの任せて頂戴」

天使は嗤う→←その本質は



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しあ。(プロフ) - カエンタケ先輩ぽいの崖にあっ…(・ω・) (7月11日 14時) (レス) id: 3344a8c17f (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - すみません打ちミスです。でもありがとうございます!! (7月3日 21時) (レス) id: f4e2827c64 (このIDを非表示/違反報告)
ルヴァンネ(プロフ) - 返信が遅れてしまい申し訳御座いません。トリガブトとは恐らくトリカブトかと思われます。トリカブトならちゃんと出ていますよ! (7月1日 20時) (レス) id: d6627a81ed (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - 続き期待します!! (6月30日 19時) (レス) id: f4e2827c64 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - トリガブトっていう植物があるんですけど、登場しますか? (6月30日 18時) (レス) id: f4e2827c64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルヴァンネ | 作成日時:2018年6月13日 2時

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