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可能性 ページ16

何かがある。
とは言ったものの、情報が少なすぎる。

しかも七帝精霊が寄生されたという事が事実なら、こちらが圧倒的に不利である。

ドクウツギ曰く、日三大は霊体となってからは、戦うことができないらしい。

幽霊と同じで、壁のすり抜けとかはできるのだが、見えない人には見えないらしい。

物を使うという事に関して。これは大丈夫らしい。
物に霊力を通す事で初めて触れられるらしいが、人をはじめとする『生き物』には触れられないらしい。

ここで一つ。ある可能性が生まれた。

彼らの本体さえあれば、蘇生可能なのでは?

今、3人は本体を失っている。つまり、魂の拠り所がないのだ。

そのせいで、実体を持って存在できない。

ならば、その拠り所となる本体を迎えることで、彼らは実体を得られるのではないだろうか。

「うむ...しかし、我らは滅多に迎えられんからの...」

難点があるとすればそれなのである。

彼ら日本三大有毒植物はドクツルタケ同様滅多に降りてこないと聞く。

霊力の個人差があるのだろうが、それでもやはり強い精霊とは迎えにくい者たちなのだろう。

「そうなると地道に精霊迎えを繰り返して待つしかないですね...それでも彼らの本体を求めて迎えているうちに精霊たちが増えていくでしょうから、無駄ではないと思いますが...」

シロが後半言葉を濁す。

ドクウツギも難しい顔をしていた。

「そうなれば、主の負担になるな...」

「ええ。霊力を繰り返し使っていてはいずれ園長様の御体に障るでしょう。精霊を迎える行為は特に負担になりますから...」

それでも、戦力は必要なのだ。

それに、ドクツルタケが前の様な暴走をしたとき抑えてくれる存在も欲しい。

「主...」

眉を寄せて心配そうにドクウツギはAを見た。

「...園長様の御意見を私は無視できません。
しかし、園長様の御体に何かあってはいけないのです!

...もしも精霊迎えをするならば、時間を置いて行ってください。

...本日は駄目です。絶対駄目です。
迎えるのなら明日に改めてお願いします」

こればかりは両者譲ってはくれないらしい。

しかもこの話が終わった直後、未完成のレポートをドクウツギに取り上げられ、ベッドに強制的に寝かせつけられてしまった。

ちなみに未完成レポートはシロと日三大がやってくれるとの事だった。

ベッドに横になるとやがて睡魔が襲ってくる。

ドクウツギとシロに見守られながら、Aは眠りに落ちていった。

ワード説明→←七帝精霊



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しあ。(プロフ) - カエンタケ先輩ぽいの崖にあっ…(・ω・) (7月11日 14時) (レス) id: 3344a8c17f (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - すみません打ちミスです。でもありがとうございます!! (7月3日 21時) (レス) id: f4e2827c64 (このIDを非表示/違反報告)
ルヴァンネ(プロフ) - 返信が遅れてしまい申し訳御座いません。トリガブトとは恐らくトリカブトかと思われます。トリカブトならちゃんと出ていますよ! (7月1日 20時) (レス) id: d6627a81ed (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - 続き期待します!! (6月30日 19時) (レス) id: f4e2827c64 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - トリガブトっていう植物があるんですけど、登場しますか? (6月30日 18時) (レス) id: f4e2827c64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルヴァンネ | 作成日時:2018年6月13日 2時

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