幼馴染み

拾伍 ページ17

冨岡義勇目線


こいつらは


何か


違うのかもしれない…………


[ドン]


鬼を気絶させる。









………………………鬼の着物を直さなくては


万が一の時、人を喰わないように


竹を咬ませておこう。


そして少年の横に寝かしておこう。


鬼に触ろうとした、その時


[ドサッ]


少し遠くで何かが落ちる音がした。



ゆっくり其方の方を見る。


……そこには、


峰子「炭治郎………？禰豆子…………？」


色白の肌に


髪も瞳も綺麗な淡い緑色をした


少女が立っていた。

もしかしたら

鬼になった妹以外に生き残った家族がいたのだろうか……


しかし、大量の血が付いている。


彼女のものか別の者の物かは分からないが


彼女のものだったら深い怪我だろう



その足元には


義勇「日輪刀…………？」


何故日輪刀が、！！



[ガキンｯ]


義勇「っ！」


なんだ。


いきなり木刀を持った少女が


俺に襲いかかって来た。


即座に刀を鞘ごと取り出して


攻撃を受け止める。




その攻撃は華奢な姿出は考えられないほど


強く、


速い攻撃だった。


柱と変わらない位だ………




何者なんだ…

この少女……



峰子「私の家族に何をした！？」

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