沖田総悟に喧嘩を売るのは人魚姫２

２１！！ ページ22

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なんだか急に土方さんと近藤さんが生暖かい目で私を見るようになった。

その目、やめてくださいって言ったのに、何が？と返されて無意識でやっているようだった。

そして相変わらず隊長に触れられる部分は熱くなって、心臓が早くなるけど大きな病気はしたことないから大丈夫だと思いそれはスルー。


今はそんなことより、完全に欺けるようにしないといけない


”お祖母様、経過報告です。
真選組は厄介だとは思いますが、局長、副長それから一番隊隊長を潰せば
あとは簡単です。他に弱点を今探している途中です。”




３人がいなくても、真選組の隊士は強い。それはわかっている。

でも、私がきちんとお祖母様のために働いていることを示さなければならない。



この報告で満足してもらえるかはわからないけれど、とにかく今できることをやるしかない。









山「Aちゃん」




『わっ！！！』




突然声をかけられたことに私は同様する。


後ろを振り向けば、申し訳なさそうに笑う山崎さんが立っていた



山「ごめん驚かせちゃって。こんな庭の隅で何してるの？」



『いえいえ。ちょっとお母さんが体調悪いらしくてメールを』


やばい・・山崎さんってそういえば監察方でめちゃくちゃ察しもいいし観察力もすごいし
あまり事が無事に済むまで関わりたくない人no.1




山「そうだったんだ・・・家に帰らなくても大丈夫？」



『はい！大丈夫みたいです』


山「そっか」



ニコリとなにも裏がないような笑顔が逆に怖い。本当はこの人何かを察しているんじゃないかって動揺しちゃいそう。


山「もし何かあったら聞くよ。一人で抱え込まないで」


『はい、ありがとうございます』





山「この真選組に隠し事はなしだからね」




なにこの探るような言葉と目つき。

私が何かするってすでに察している？？


いや、まさか。私はそんなに目立った動きはしていない。




『もう何も隠し事はありませんよ！やだなー』



山「わかってるよ！ほら、暑いから中行こうか」



『はーい』









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