15話 ページ16
トウマside
常に背景に花を咲かせている絶世の美女ミスズは、 今日もラブレターやファンレターを山程貰っていた。
ミスズ「ありがとう」
今目の前で、また新しくラブレターを貰った。
…モヤッ。
トウマ「(ん?モヤッ?)」
何故だか胸の辺りが気持ち悪い。
初めての感覚に首を傾げる。
ミスズ「?どうかしたの、トウマ?」
不思議そうに僕を見つめるミスズ。
かあああっと顔が熱くなる。
トウマ「っ、大丈夫…!」
慌てて顔を背ける。
ミスズ「顔が真っ赤よ。熱でもある?」
更に追及されて、訳がわからなくなる。
トウマ「えっと、ほら、今日暑いからさ!」
ミスズ「ああ、そうね。熱中症には気を付けてよ?」
ようやく納得してもらえた、よかった…。
ハッキリとした理由はわからない。けど、今の顔をあまり見られたくなかった。
姫乃「…トウマ君…まさか…」
トウマ「なに?うわっ」
美少女にあるまじき顔で僕を見ていたアヤメさん。
プルプルしながら叫んだ。
姫乃「渡さないからぁッ!!いくらトウマ君でも、いくらイケメンでも渡さないもん!!」
流石にわからない。
ミスズもぽかんとしていた。
8人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ayanyanm(プロフ) - エンマさん» 教えて下さり、ありがとうございます!訂正致します! (2018年10月23日 23時) (レス) id: c2c48d4c6b (このIDを非表示/違反報告)
エンマ - 読書が、読者になってますよ!! (2018年10月23日 23時) (レス) id: b6e961ac32 (このIDを非表示/違反報告)
ayanyanm(プロフ) - 月兎さん» コメントありがとうございます!主人公の正体を近々明かすつもりなので、どうか楽しみにしていて下されば嬉しいです!! (2018年10月6日 22時) (レス) id: c2c48d4c6b (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - すっごく面白いです。主人公さんが気になります。更新頑張ってくださいね。 (2018年10月6日 22時) (レス) id: 77e594bc29 (このIDを非表示/違反報告)
ayanyanm(プロフ) - 大福さん» ありがとうございます!そんな事を言って頂けるなんて…!!光栄です!これからも頑張ります! (2018年9月9日 10時) (レス) id: c2c48d4c6b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:無彩色乙女 | 作成日時:2018年9月8日 23時