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38話 ページ40

冷月side


ドゴォォォォォォン!!

冷月「うわっ」

何だ?物凄い揺れてるが…。


ていうか、そろそろ出るか。
















ツェッド「ああ、丁度良かった。




逃げますよ。ターゲットが大暴れしています」


ノア「返せ僕のシニョリータ!!返せェェェェェ!!!」


冷月「うわぁ…気持ち悪い…」

両腕からバズーカとか…。


あ、目が合った。最悪だ…。



ノア「ああ!そこにいたのかい?さあ、こっちへおいで!!」


冷月「こっちに来るんじゃねぇよクソ野郎」

ノア「ぇ?」


冷月「だいたい、アンタ13歳の子供に手ぇ出すとか変態だろ。キモい。私はアンタが大ッッッッ嫌いだよ。失せろ」


ノア「嘘だ嘘だ嘘だ!!君は僕の事が((冷月「大嫌いだって言ってるんだが?」


…そんな…」


K、K「一蹴しちゃいなさい!」

チェイン「そうだそうだー」

ツェッド「死なない程度に、ですよ」

冷月「はい、ありがとうございます。




ツェッドさん、ついてきていただけませんか?私、あれの近くに1人で行きたくありません」

ツェッドさんと一緒だったら、何も怖くないから。


ツェッド「…はい。行きましょう」

冷月「ありがとうございます…!」




履き慣れないハイヒールで歩き出す。




ノア「…ああ…ああ!!やっぱり来てくれるじゃないか!!」


…気持ち悪い…。
















冷月「死ね変態野郎」

殺さない程度に力を込めて顔を蹴り上げた。

何メートルか飛んだな。

青く輝く脚があらわになる。


ツェッド「…。流石です」

冷月「はあ…?」




クラウス「む、全員いるようだな。








すまないが、出口からは脱出出来なくなった。この壁に穴を開けるからここから出よう」


え。


いや、何故皆さんは普通に…















あ、

私も飛び下りた事あったわ。


大丈夫か…?


あ、でも…。



冷月「…ツェッドさん、あの、私もここから飛び下りるので、でも、着地出来るか不安なので…





私の事を抱えて飛び下りていただけませんか…?」


ツェッド「ッ!?ですが…いや、はい…


わかりました、大丈夫ですよ」


やった…!

良かった…。

ツェッド「じゃあ、行きますよ」

冷月「はい…きゃっ」

ツェッド「?どうかしましたか?」

冷月「いいえ、少し驚いただけです!」


こんなに軽々と抱えられるのか!?

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設定タグ:血界戦線 , ツェッド   
作品ジャンル:恋愛
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黒猫 - 更新楽しみに待ってます(*^_^*) (2018年1月30日 23時) (レス) id: 04cf0d7a4d (このIDを非表示/違反報告)
もずく。(プロフ) - 面白いですね 私はこんな話をかけないので尊敬します これからも更新頑張ってください (2018年1月1日 12時) (レス) id: 18e025dcd1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無彩色乙女 | 作成日時:2017年9月8日 22時

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