10話 ページ12
冷月side
会計を済ませ、店を出た。
冷月「美味しかったです。ビビアンさんも快活で話しかけやすい方ですし」
レオ「また3人で来ましょう」
ツェッド「ああ、いいですね」
ほのぼのしながら事務所に帰ろうとしたその時。
フッと、急に周りが暗くなった。
何だ?
上を見たら、巨岩が落ちてきていた。
ただ、それを呆然と見上げていた。
、
、
────グイッ!
冷月「!?あっ……ツェッド、さん」
ツェッドさんに体を引っ張られ、そのままツェッドさんの腕の中に。
冷月「!!!??
あ、あのっ!ツェッドさん!」
ツェッド「怪我はありませんか?」
さっきとは違う声のトーンに、ドキッとした。
冷月「っ、大丈夫です。
一体、何が」
レオ「伏せて!!」
レオさんが鋭く叫んだ。
私を抱いたまま、ガバッとツェッドさんが伏せた。
次の瞬間、頭上で物凄い爆発音がした。
熱風がキャップを飛ばして、長い髪がこぼれた。
クラ「大丈夫かね!?」
あ、クラウスさん。
ツェッド「はい、大丈夫です」
クラ「うむ、何よりだ。早速だが、状況を教えよう。
今、街でサイボーグ軍団が暴れている。君達にも参戦してほしい」
ツェッド「わかりました」
冷月「私もご一緒しますね」
クラ「!!いや、しかし………。
うむ、わかった。ツェッド、彼女の護衛を頼む」
ツェッド「任せて下さい」
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黒猫 - 更新楽しみに待ってます(*^_^*) (2018年1月30日 23時) (レス) id: 04cf0d7a4d (このIDを非表示/違反報告)
もずく。(プロフ) - 面白いですね 私はこんな話をかけないので尊敬します これからも更新頑張ってください (2018年1月1日 12時) (レス) id: 18e025dcd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無彩色乙女 | 作成日時:2017年9月8日 22時