33 Alice ページ33
ｰアヤｰ
オーディション結果発表。
EXOとNCT両方に自分の名前があって、少しだけ憂鬱になる。
ありがたいし、頑張ろうとは思うけど、本格的に休みがない。
今日は朝からNCTさんとコラボの練習、グループでの練習、午後からは撮影が2件、そして夜はEXOさんとの練習、加えてソロの練習。
しょうがない事だけど、体力的には少しキツい。
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午後9時。撮影を終えてEXOさんとの練習場所に行けば、私が最後だった。ごめんなさい、と謝りつつシューズを履き替える。
ｽｱ「EXOが私達に指導して。この際先輩後輩関係ないからいつも通りに。」
SH「分かりました。」
始まった練習。スタッフさんにどんな演出にするか詳しく内容を聞いた後、ダンスの練習が始まる。男性グループのダンスはやっぱり女性グループのそれとは見せ方が全然違う。
求められているものも違う。
SE「アヤ、ここの部分はもう少し腕の動き意識して。」
「分かりました。一緒にやってもらっても良いですか？」
SE「うん。」
JI「俺も入れて。」
EXOさんに教えて貰いながら約2時間みっちり練習した。
SH「今日はこれくらいで。」
ｽｱ「そうね。時間ももうだいぶ遅くなったし。」
私はソロの練習に行かないと。
BH「ヌナ達明日オフですか？これからもご飯行きません？」
ｼﾞｱﾝ「わ、いいじゃん！いいじゃん！明日オフ組だけで行こう！」
SH「ったく…ベッキョナ…」
BH「まあまあ。俺ら明日オフですし！」
楽しそうな話の途中申し訳ないとは思いつつ、すみません失礼します、と練習室を出た。
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「すみません遅れました…あれ、」
練習室に入っても誰もいない。
社用の携帯を確認すると、先生からのメッセージが1件入っていた。
"悪い。ちょっと今日別件で仕事入った。自主練してくれ。"
"演出は添付した資料確認して。"
添付された資料に目を通して曲を確認していく。
中々ハードな曲も1曲あってため息を吐きたくなる。
「…やりますか。」
鏡に写った自分に喝をいれる。
大丈夫、できるよ。
軽くストレッチして、目を閉じた。
目を閉じれば、何年か前のアリーナツアーをいつも思い出す。
たくさんの人が愛をくれた。
一緒に泣いて、一緒に笑ってくれた。
その人たちのために、頑張ろう。
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あやテテ(プロフ) - すあさん» お返事が遅くなり申し訳ございません。嬉しいお言葉ありがとうございます😭長く読んでいただけること、大変嬉しく思います！またいつでも物語の世界に足を運んでください。コメントありがとうございました。 (8月9日 19時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
すあ - 久しぶりにこの作品に戻ってきました。私が占ツク内で一番好きな作品です。何回読んでも涙涙、、、最高です😭👏🏻✨ (7月25日 19時) (レス) @page1 id: dd9a60ddca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2021年10月10日 23時
