オンライン！殺し屋パロ

８〜裏切り者の孤独の過去２〜 ページ10

圧力に押されて頷いてしまった
あ「じゃあもう刺客が来たみたい・・・・・・・・・・逃げ延びてね翼・・・」
そう言うとありさは俺を突き飛ばす
平和な世界へ
「あっありさ！？」
あ「じゃあね翼・・・・幸せになってね・・・・・」
その声は俺には聞こえなかったほどかすかな声だった
みんながくれた箱には俺がこの世界で不自由なく暮らせるようにするための物
みんなが使っていた武器、用品が入っていた
優しさが心に染みる
その優しさは心の傷口を逆に傷ついていたように感じた
みんなの分まで俺が幸せになるのが望みとみんな言っていた
「・・・・・・・みんなが不幸になったのになんで俺だけ生き残るの?」
そう思わずつぶやく
「どうせならみんなと一緒に死にたかった・・・・」
せめて望みを叶えようと思い平和に暮らそうとする
１年ほど平和に暮らしていたらとある夢を見た
真っ暗な裏社会、あの事件がループされるよう流れる
その最後、なにかに語られる

「「仲間達はお前のために死んだ、なのにお前は平和に暮らしていていいのか？」」

「いいんだっ、これがみんなの望みなんだっ」
必死に言い返す
「「本当にいいのか？お前の大切な人を殺されたんだぞ」」
「「復讐しくていいのか？お前はナイトメアが憎いはずだぞ」」

その夢は何日も続く
一日だけなら耐えれた
でも毎日毎日「「復讐しろ、復讐しろ」」と語りかけられる
俺はその結果、復讐の道を選んでしまった
感情を無にして、平和な日常を捨てて裏社会にまたのめり込む
その後俺はひたすら力がほしいと武器の鍛錬を２年間した
あの世に居るみんなの武器を使って
みんなの望みを裏切って
その２年の間俺はナイトメアの情報を調べたがその情報はもうなかった
だから俺は一心不乱に殺し屋関連のグループを潰して回っている
でもみんなの望みを裏切った
しかし跡に引くことはその事に気づいたときはもう出来なかった

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