オンライン！殺し屋パロ

１０〜説得〜 ページ12

舞視点
階段を登り、３階につく
そこで待ち構えていたのは「孤独の裏切り者」だけだった
孤「来たんだ・・・・・知ってるからね、あの事件のこと」
杉「来るに決まってるだろ、あの事件のことはもう俺は引きずってない」
孤「へえ、俺は引きずってないって？他のメンバーは？引きずってるよね？顔が真っ青なんだけど」
「・・・・・・」
「孤独の裏切り者」は痛いところをついてくる
あの事件のことは正直言うと引きずっている
アメリーを助けられなかった
他のみんなも大切な人たちを失った
孤「そりゃ引きずってるよね？大切な人を失ったんでしょ？」
太「そりゃ引きずってるっすよ・・・・でもそのことを面白そうに喋らないでほしいっす」
太一さんが今までで見たことないくらい低い声で言った
孤「それはこっちも同じだからね・・・・気持ちは分からないことはないからね」
そう言うとき、一瞬切ないそうな顔をしたのを私は見逃さなかった
きっとこの人もなにか過去にあっただろう
「あなたも過去になにかあったの？」
孤「まあいいよ教えてあげるよ」

　
説明中


翼「これが俺の過去、知っても何の特のない話」
そんな事があったなんて・・・・・
海津翼もこの社会の犠牲の一人かもしれない
でも世間では悪者扱いされている、可哀想な存在だ
過去もちょっぴり私と似ている
大切な人達は自分をかばってみんなこの世には居ない
その時に死んじゃえばよかったと思っているのも私と同じ
その時私はこの人を救いたいと思った
翼「もう十分でしょ、安心しなよ鈴木さんには手を出す気ないし」
陽「じゃあ尚ちゃんを返してよ。」
翼「それは断るから、交渉材料だし」
朝「じゃあ条件は？」
翼「それは俺の敵討ちを手伝うこと、ここだけの話GRを襲ったのもナイトメアなんだよ」
杉「それは本当か？」
翼「だよね、もちろん恨んでるよね？俺しかナイトメアの情報を知らないんだよ」
増「その情報は本当なんですか？」
翼「嘘なわけ無いじゃん。てゆうかこんな嘘を言う必要性なくない？」
増「たしかにそうですね」
翼「協力するの？どうするの？目的が同じなら協力するしかないよね？」
杉「協力するでいいよな？異議あるやつはいるか」
シーーン
こうして私達は翼君と協力関係になった

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