検索窓
今日:4 hit、昨日:35 hit、合計:918 hit

第7話 ページ9

『なーんだ、もう終わり?』

五条「もー、仲良くするのは良いけど、いじめちゃだめでしょー!」

『だってその方が楽しいじゃん』

五条「これから一緒に青春する中なんだから、仲良くしてよ」

五条先生が俺の方を軽く叩いた。

俺は肩をすくめて頷く。

『わかったわかった。ちよっと遊びすぎたよ』

そして床に寝転がっている2人に声をかける。

『悪い悪い、楽しかったよ』

五条「それ、謝ってないでしょ」

『五条先生も似たようなもんじゃん』

伏黒・釘崎・虎杖「……」

じゃれ合う俺達の横で3人はぽかんとした顔でこちらを見ている。

『あー、要はさ、俺は自分が楽しければあとは何でも良いわけ。3つの条件も、宿儺との闘いも、さっきの茶番も、全部俺が楽しいと思うからやってんの。上層部の意見とかさー、気にしてたら面倒じゃん?』

伏黒「楽しいからって……!」

釘崎「アンタ、イカれてるわ」

そういう反応にもだいたい慣れた。

ま、五条悟と関わると、こうなるってことよ。

いや、俺に五条悟の影響が著しく反映されてるだけかな?

虎杖「……じゃあ、要はAを楽しませれば良いんだよな?任せて!俺、そう言うの得意だから」

『んえ?』

まさかそう言う反応で来るとは思わなかったな……

全く……

どうしようもない善人だな。

いや、だからこそ宿儺を抑え込めたのか?

『……君は面白いねぇ!これなら退屈せずに済みそうだ!ハハハッ!』

俺は腹を抱えて笑い出す。

自分が殺されるかもしれないのに、俺を楽しませる?

逆転の発想すぎだろ。

なんか、想像の斜め上に行ってんな。

楽しい!

『じゃ、俺を楽しませるように頑張って貰うってことで……俺は高専行くね』

五条「ちょ、ちょ、ちょ!ダメダメ!これからその子どもを家まで送り届けて、ご飯食べに行くよー」

あ、子どもの存在忘れてた。

『え、そう言うの苦手なんだけど』

五条「はーい、文句言わない!皆は何食べたい?」

虎杖「ビフテキ!」

釘崎「シースー!」

真逆の食べ物言うなよ。

ビフテキと寿司食べれる店なんて無いだろ。

いや、意外とあるのか?

原宿だし。

都会だからなー。

だったらちょっと気になるかも……

五条「じゃあ、レッツゴー!」

虎杖・釘崎「おー!」

伏黒「何であんなにノリ良いんだよ……」

『それな』

文句を言いながらも俺は大人しく3人の後を追う。

すると、

伏黒「俺、お前のこと完全に信用したわけじゃないからな」

『……そう言うの大好き♡』

番外編・入れ替わってる!?→←第6話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 男主 , オリ主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:亜叶緒夜鳴 | 作成日時:2024年3月16日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。