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第31話 ページ34

呪血・逐電でさっきいた場所まで戻る。

しかしそこに皆の姿は無かった。

やっぱり移動するよな。

となるとここから少し進んだ場所にいるわけだが……

  カアッ カアッ

『案内頼むよ、五条先生』

真上を旋回する烏。

俺はその後を追って森の中へと進んだ。

───────────────────────
五条「流石A。僕の合図に気づいたようだね」

冥冥「正確には私の合図だけどね」

楽巌寺「しかし……特級は他の術師とは外れた存在。それをあやつなんぞに任せて良いものか……」

五条「おじいちゃん、そんなこと言ってももうAは特級だよ。それにAの実力舐めてたら痛い目見るよ」

───────────────────────
『はっくしゅん!……誰かが俺の噂をしてるな?』

  ドオォォォォンッ

『!あれか……!』

目の前の開けた場所に東堂がファイティングポーズで立っている。

少し離れた所に飛ばされた虎杖が。

マジで相手してんのか。

でも伏黒達はいない。

作戦ってこれか……!

虎杖を東堂の相手に置いて、自分達は2級呪霊を探しに行く。

確かに合理的だ。

東堂「……ん?今度はお前か、A」

『どうも』

虎杖は……無事そうだな。

『虎杖、まだ行けるか?』

虎杖「もちろん!」

俺達の周りに人の気配が集まる。

『お客様がいらっしゃったみたいだよ』

虎杖「えっ!?」

俺は虎杖の腕を掴んで木の上に投げ飛ばす。

  ビュンッ ビュンッ バンッ

続けざまに矢が飛んできた。

同時に拳銃の発砲音。

虎杖「A!」

俺は飛んできた銃弾をギリギリのところでかわす。

???「シン・陰流、簡易領域」

足元が淡い水色に光る。

???「抜刀!」

すんでのカウンター。

俺は身体を捻る。

髪は切れたが身体に傷は無い。

???「動くナ」

背後に呪骸。

上空にも術師が1人。

『囲まれちゃったかな……』

虎杖「A、俺も……!」

『そこで待機してろ!』

虎杖「っ……!」

虎杖に怒鳴って目の前に現れた糸目の男を見る。

???「我々の邪魔をしないでくれたまえ」

『邪魔?邪魔してんのはお前らだろ。てか加茂?だっけ。御三家の』

加茂「長々と話している暇は無い。真依!」

  バンッ バンッ

虎杖に向かって発砲。

確実に殺しにかかってる。

虎杖は普段慣れない木の上。

それに加えて木の葉で遮られる視界。

当分俺が援護だな。

『呪血・紬糸』

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作者名:亜叶緒夜鳴 | 作成日時:2024年3月16日 22時

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