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えいちゃんが言ってたのはこの事だったのだ。
俺にしか止められない?なんでそう思うんだろう。
「何ししてるの!?こっち戻ってきて!」
『ごめんなさい』
「(人1)さん…」
(人1)さんは柵をつかみながらこっちを向いた。
『…私がモデルをしていたとき、たくさんの人が応援してくれました。でも、親の転勤が決まって、引越しが決まったんです。私はモデルを続けるために一人で残りたかった。親は許してくれませんでした。私はしょうがなくモデルをやめて、親について行きました』
前髪を風になびかせて話す(人1)さんの顔は、下を向いて見えなかった。
『そしてまた転勤して、今ここにいるんです。いつからか、私は何もしてないのに、ただいるだけでいじめられるようになりました。"モデルをやってたお調子者"といういらないレッテルを貼られて。先生に言ったりしたら何するかわからないと言われて』
でも、と続ける。
『大木くんが私に話しかけてくれたおかげで、少しだけ何かが変わった気がしました。最初は、またそういう風にいじめられるかと思っていたけど、そんなことなくて。毎日のように屋上に来て私と話してくれた。私嬉しかったです』
「そんなこと…当たり前じゃん…」
『でもある日、ある秘密部活…School Secret Clubが、私と大木くんが毎日屋上で話していることを嗅ぎつけて、それをどこかに話したみたいなんです。そこからもっといじめが酷くなりました』
ドキリとした。胸がキュッと締まったような気がして、手を握った。
「ごめん…俺が、」
『大木くん、謝らないでください。謝るべきじゃない…感謝してもしきれません』
「え…?あ…」
『もう、我慢出来ないんです』
「まって、」
『生きていけない』
「(人1)さん、」
(人1)さんは俺から背を向けて、顔だけこっちに向けた。
『ありがとう』
「(笑っ…て___!)」
綺麗な笑顔だった。
それは一瞬にしていなくなって、結構すぐに何かの音がした。
「……ぁぁあああああ!!」
好きだと伝えたかった。
たった2文字が出なかった。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
とっち様遅くなってすみません(;´Д`)
りっくんとそらちぃお待たせいたしました。
そして長くなってしまってすみませんんんん((
なんかテキトーになってしまいました…
リクエストありがとうございました!
またよろしくお願いしますヽ(*´∀`)ノ
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あやもち(新アカウント)(プロフ) - リンさん» ちょっと違う気がしますがありがとうございました! (2018年1月20日 22時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
リン - ありがとうございました。面白かったです。 (2018年1月20日 22時) (レス) id: da57983ead (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - ありがとうございます!! (2018年1月20日 21時) (レス) id: 3b3f15d52b (このIDを非表示/違反報告)
あやもち(新アカウント)(プロフ) - 未来さん» 了解です! (2018年1月20日 21時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - りょうくんとイチャイチャするシチュエーションってお願いできますか?? (2018年1月20日 21時) (レス) id: 3b3f15d52b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやもち(新アカウント) | 作者ホームページ:https://twitter.com/avntis_TO_mizu
作成日時:2017年11月17日 14時