虫眼鏡【えぬ様リクエスト】 ページ9
虫眼鏡てつやんちに来ない?
Aいいけど…私今家にいないよ
「A家にいないって」
「まじ?どこいんの」
Aとは、僕の女友達だ。
別に女友達が少ないわけではないのだけど、特にAとは中学から同じで仲が良かった。奇跡的に中学校3年間同じクラスで、まさか高校も一緒とは。でも大学は、別々の大学にに行った。頭がすごく良いのだ。
虫眼鏡どこいるの?
A今カフェ
虫眼鏡むかえいこうか?
A大丈夫。車で来とる。今行く!
「今行くって」
「お、やった」
「飯作ってって言ったら作ってくれるかな?」
「何かある?」
りょうくんは冷蔵庫を覗きに行き、戻ってきた時にはてつやの頭に手を乗せてその手を引っぱたいていた。(優しい)
「何もなさすぎ!(笑)」
「だってだいたい外食やん!」
「今日お前だけラーメンね」
「なんで!?」
今日もいじめられてるなてつや。りょうくん超楽しそうなんだけど。相変わらずドS。
Aざわくん、どこに車止めりゃいいの?
「あ、てつや、A来たから車」
「おー」
てつやはばたばたと車の鍵を持って家を出て行った。外から話し声が聞こえた。
『ちわ』
「A飯!」
『私は飯じゃない(笑)』
としみつは目をキラキラさせてAの料理を待っていた。数分後、てつやが寒そうに戻ってきた。
「バカ寒い!」
『そうなんだよ〜カフェめっちゃあったかかった』
「なんでカフェいたの?」
『仕事があってさ。終わったから休んでた』
AはIT企業に務めている。大学を卒業したあと、岡崎を出てそのまま就職した。今は仕事場の近くにひとり暮らししているらしい。
「仕事だったのにごめんね」
『今日は特に大変なことなかったから大丈夫だよ。印刷の手伝いしてただけだから』
手を洗って冷蔵庫を見るAの顔はありえないという顔をしていた。そして発した言葉は
『貧相』
りょうくんととしみつは吹き出し、僕は大爆笑。てつやはカ○トリー○アムをAに推しまくっていた。
『買い出し行こうざわくん!』
「えぇ、僕?」
『お金と車は私が出すから手伝って』
「しょーがないな」
そこまで言うなら、と僕は準備を始める。横目でAを見ると、てつやのおかしを取って何かを言っていた。
「何言ったの?」
『ご飯食べてからにしろって』
お母さんか。(笑)
てか、何で緊張してるんだろ。
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あやもち(新アカウント)(プロフ) - あやねさん» みのですね!そういえばカリブラ100万人突破しましたね!気長にお待ちくださいー (2018年3月17日 15時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
あやもち(新アカウント)(プロフ) - 月夜さん» 了解しました!気長にお待ちくださいませー (2018年3月17日 14時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
あやもち(新アカウント)(プロフ) - ライカさん» 了解です!気長にお待ちくださいー (2018年3月17日 14時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
あやね(プロフ) - カリブラのみのとのいちゃつきを見たい!カレカノ設定は任せます!笑 (2018年3月17日 14時) (レス) id: d7c9d23937 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - あやもち(新アカウント)さん» ありがとうございました。としみつでメンバーに彼女の惚気話をするお話お願いします!!夢主は一般人で清楚系でお願いします!! (2018年3月17日 5時) (レス) id: 8724e14dbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやもち(新アカウント) | 作者ホームページ:https://twitter.com/avntis_TO_mizu
作成日時:2018年3月1日 1時