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『ど、どうって…それは……』
Aちゃんは座りこんだまま俯いた。床にぽたぽた涙が落ちていた。
『私、りょう先輩に似合う女じゃないから……きっと言ってもっ…』
「言わないと分かんないって、言ったでしょ」
『っ……りょう先輩、私とっ、つ、付き合ってく、』
「Aちゃん、俺と付き合ってくれる?」
わざと被せたのも意味がある。ちゃんと(Aちゃんの想いを知りたかった。きょとんとした顔をしたAちゃんは茹でダコみたいになった。
『最後まで言わせてくださいよ!』
「わざとだからね(笑)」
『意地悪!悪党!ばかっ』
待たせてごめんね。
。
『うわ、めっちゃニヤニヤしとる』
「いや、告白した時のことを思い出してた」
『黒歴史掘り起こすのやめて』
あれから数年。俺は高校卒業後大学に行って、YouTuber・東海オンエアとして活動。Aは怪我で陸上をやめて普通に就職をした。
「必死で可愛かったな〜」
『やめてっばー…』
「いつかちゃんと、りょう先輩に想いを伝えるから、だって(笑)」
『りょうーー!一語一句覚えてんじゃないよ!』
「ねえ、もっかい好きって言って」
『嫌だね』
あの時よりちょっとだけ身長が伸びたけど、やっぱり小さいAはまた逃げようとする。手段は分かられてるだろうから、また別の方法で。
『この体制はあかんやつ』
「あかんくない」
『近いです』
「普通だよ」
腕を引っ張ってソファーにAの体を押し付けた。
「はいどうぞ」
『何が』
「言ってください?」
『リョウセンパイ、スキデス』
それは棒読みすぎにもほどがある。目も馬鹿にしてる気がする。
「ちゃんと言わないとキスするよ」
『えっ、ちょ、まった!』
ゆっくり顔を近付けたら手で遮られた。早めにすればよかったかな。
「あーあ」
『言う!言う!』
「ほら、どうぞ」
『う〜……』
そうやって顔を隠すところも、あの時と変わらない。
『り、りょう…?』
「なぁに」
『す、すきだ…よ』
「ふふっ、俺も」
真っ赤な顔をしたAの手をどかして、少しグロスが塗ってある唇にキスをした。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
なんかちげくね。←
意地悪してねくね。←
やたら長くなったのは、作者の妄想のためです!←
りょうくんと年の差を書いてみたかったんです…
未来様リクエストありがとうございました!
眠いのでおやすみなさい←(現在時刻2018/03/12 03:41)
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あやもち(新アカウント)(プロフ) - あやねさん» みのですね!そういえばカリブラ100万人突破しましたね!気長にお待ちくださいー (2018年3月17日 15時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
あやもち(新アカウント)(プロフ) - 月夜さん» 了解しました!気長にお待ちくださいませー (2018年3月17日 14時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
あやもち(新アカウント)(プロフ) - ライカさん» 了解です!気長にお待ちくださいー (2018年3月17日 14時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
あやね(プロフ) - カリブラのみのとのいちゃつきを見たい!カレカノ設定は任せます!笑 (2018年3月17日 14時) (レス) id: d7c9d23937 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - あやもち(新アカウント)さん» ありがとうございました。としみつでメンバーに彼女の惚気話をするお話お願いします!!夢主は一般人で清楚系でお願いします!! (2018年3月17日 5時) (レス) id: 8724e14dbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやもち(新アカウント) | 作者ホームページ:https://twitter.com/avntis_TO_mizu
作成日時:2018年3月1日 1時