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『で、話って？』
「Aこっちおいで」
『うん』
りょうが手招きをし、近づいたAの手を引いて座らせた。こんな時まで行動はイケメンなんだよな。
『え、なになに、静かすぎて逆に気持ち悪い』
「…今話し合っててさ、Aに伝えようと思って」
『うん』
「東海オンエアは解散することになった」
『えっ、えぇ？解散？何でまた』
Aは素っ頓狂な声をあげ、首を傾げた。僕らはとりあえず、アドリブで演技をするしかなかった。
「ちょっとまあ、色々あって。もちろんしばゆーにもゆめまるにも話したよ。でもAに話すタイミングがなくて」
『えー…何それ、いつ頃から話してたの？』
「一週間前くらいから…」
もう完璧に役になりきっちゃっているてつやとりょう。としみつは戸惑いながらも話を聞いている様子を演じていた。
『いやいや、私納得できんよ？いきなり解散とか言われて、はい分かりました。解散しましょうって、なるわけないやん』
「それは分かってるよ。でも決まったことなんだよ…分かってくれん？」
『…私は解散に反対する』
その言葉に、一斉にAへ視線が注がれた。Aは
『私たちの意思より、リスナーさんたちの意志のが大事だと思う。急に解散するとか言われて驚くでしょ』
「まあ…」
『というか、最初にYouTubeやろうって言い出したのてつやじゃん。何で言い出しっぺが解散しようとか言い出すん？』
これはドッキリでも、Aから発せられた言葉はナイフのように突き刺さるものだった。あれだけ演じきっていたりょうも少したじろいでいた。
『最初はヘンテコな動画から始まったし、登録者もあんまり伸びなかったけど、100万人行った時はすっごい喜んでたじゃん！今は280万人突破してさ、ツイキャスとかも数人しか来なかったのが何千人も来るようになって。この数年間でいっぱいいい事あったでしょ？…もう味わえないかもしれないのにやめちゃっていいの？』
だんだん涙声になって僕たちを説得しているAには、男っぽさも何もなく、言い表しづらいけど、普通の女の子だった。
「A…」
てつやなんて泣き始めたし、としみつも涙を溜めていた。正直、僕も少しうるっときていて、りょうくんはというと、申し訳なさそうな顔をしながら目線を外していた。
『私はてつやたちが何を言おうが、ひとりでも東海オンエアを残してみせるから』
Aの
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らいと(プロフ) - シルクの彼女 仕事が忙しくて誕生日を祝ってもらえなくて寝ながら泣いている お願いします！ (2018年4月21日 22時) (
レス) id: f3a75c3100 (このIDを非表示/違反報告)
あやもち(新アカウント)(プロフ) - あややさん» いつもめっちゃ面白いリクエストありがとうございます！書きがいがあります(´ｰ｀)お待ちくださいませ！！ (2018年4月19日 22時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
あやや - 遅くなりましたが難しい設定にも関わらずありがとうございました！！面白かったです！またリクエストしたいのですが、夢主が東海オンエアのメイドになって仕える設定が見たいです！恋愛は禁止だけど、りょうくんと恋に落ちちゃう感じで！良ければお願いします<(_ _)> (2018年4月19日 22時) (レス) id: c1b6deb7ec (このIDを非表示/違反報告)
あやもち(新アカウント)(プロフ) - はるさきすさん» りょうかいです！ (2018年4月17日 22時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
はるさきす - リクエスト失礼しますm(_ _)m としみつとイチャイチャするのっを (2018年4月17日 22時) (レス) id: 55a2846b5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやもち(新アカウント) | 作者ホームページ：https://twitter.com/avntis_TO_mizu
作成日時：2018年3月17日 14時
