彼はカワイイ年下(ドS) 登坂広臣 4

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撮影現場の近くのカフェダイナーに

連れてきてくれた臣。



昨日もそうだったけど、

臣が選ぶお店おしゃれ。






案内された席は他とは違って

二人がけのソファが

大きな窓ガラスの方を向いていて

LAの夜景を一望できた。








腹減ったー。


そう言ってどかっと座った臣。




臣「俺、肉と野菜食べたい。

ね、どれ？」





英語で書かれたメニューを私に見せながら

首を傾げて聞いてくる。



自分が知らないことを素直に聞けるってすごい。

男の人ってこういうの嫌がるものでしょう？

臣のこういうところ本当に素敵。






「別々に単品で頼む？

それか、プレートもあるよ？

ステーキとサラダと、

ポテトフライ付いてる！」




んじゃ、プレート。




そう言って自分のが決まっても

私のも一緒に考えてくれる。






「私もがっつり食べたい！

ハンバーガー？

リブステーキ？

グリルチキン？」



臣「俺が決めるの？(笑)」


「や、そうじゃないけど」



メニューに視線を落とすと





臣「じゃあチキンにしたら？

ビーフステーキ食いてえなら俺のあるし」




「いいの！？」




勢いよく顔を上げると

思い切り笑われた。






臣「遠回しに言うなよ(笑)

俺のも食べたいならそう言えばいいじゃん(笑)」




臣にはなんでもバレてる。





臣の方が年下なのに。

私より大人。








「そんなん言うたら

めっちゃ食べる人みたいやんか。」









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