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「臣?寝られないの?」
臣「A…
…うん。ちょっと」
子供みたい(笑)
「いいものみせてあげる。」
臣の手を引いて
臣の席の4つ前、
クラスの一番前の空いたシートに
臣を座らせる。
「外、見て?」
私がすっと指を指すと
まっすぐ先に見える。
青く光る地平線。
臣「…すげ」
窓の外の光景に釘付けの臣。
本当に子供だ(笑)
「天気が良いから綺麗に見えるね。
雲ひとつないよ。
臣、晴れ男?」
そう言うと私を腰からぎゅっと抱きしめ
ソファーシートに埋まる
臣の身体の方に引き寄せられた。
バランスを崩した私は
臣に抱きしめられた形で
臣の膝の上に座る。
臣「Aが熱出して倒れた時、
隆二に呼ばれて病院行ったんだ。
隆二から全部聞いてた。
怪我大丈夫だった?
訓練パスできて良かった。
Aが乗ってる飛行機にまた乗れて嬉しい。」
いつも口数が多い方ではない臣が
私が口を挟めないくらい
続けて言うから可笑しくなる。
「知ってたんだね。
心配かけてごめんね。
怪我はもう大丈夫。
臣に言わなきゃいけないことがあるの。」
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さやP - とてもおもろいです (2016年2月20日 14時) (レス) id: fda0d0e07d (このIDを非表示/違反報告)
セロリ(プロフ) - uriuri55633796さん» コメントありがとうございます!共通点気になります(笑)第四章公開しましたので、覗いてやってください! (2015年11月12日 14時) (レス) id: e494b0a623 (このIDを非表示/違反報告)
セロリ(プロフ) - はにゃ*さん» コメントありがとうございます!!ずっと温めてきた作品なのでそう言って頂けて嬉しいです!更新頑張ります! (2015年11月12日 14時) (レス) id: e494b0a623 (このIDを非表示/違反報告)
uriuri55633796(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。共通点が多くて正直ビックリドキドキしながら読んでます。続き楽しみです。 (2015年11月12日 0時) (レス) id: 03e271a421 (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ* - はじめまして。作品読ませていただきました!!(あまりにもいい作品すぎて即読み終わりました…笑) これからも楽しみにしてます(*´`*) 頑張ってください!! (2015年11月11日 21時) (レス) id: b25cff1cbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セロリ | 作成日時:2015年11月8日 0時