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あれからやっと寝てくれて、次の日。
ずーーーーーっとあのおもちゃにまたがってる。
『春くん、ご飯』
『や!』
『だーめ。ご飯だよ』
涼介が言っても、返事の代わりにボタンを押して"ア〇パンマンのマーチ"...笑
普段できるだけ自由に遊ばせてはいるけど、ご飯はちゃんと食べさせたいからなあ...。
「誕生日プレゼント、別のにすればよかったかな?」
ようやくご飯を食べ始めてくれたところで、涼介にこそっと言ってみた。
でも、涼介は静かに首を横に振って。
『そんなことないよ。こんなに気に入ってくれたんだから。...ちょっと気に入りすぎちゃったけどね笑』
確かに。
親にとって子供の幸せが一番って、頭で分かってはいたけど、実際親になるまで感じたこと無かった。
でも、今は完全に自分より春樹の幸せが一番で。
幸せそうにおもちゃで遊ぶ春樹を見るのが、今の俺の幸せなんだ。
「絶対幸せにするからな」
『う?』
頭を撫でると、油でベトベトの口のままにっこり笑った。
春樹の誕生日プレゼントはアン〇ンマンだったけど
俺の人生のプレゼントは、間違いなく春樹だよ。
誕生日プレゼントのお話 終
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志乃(プロフ) - ここなさん» ありがとうございます!感動していただけて嬉しいです...!ぜひまたリクエストください!笑 (2020年12月7日 22時) (レス) id: e83845d39d (このIDを非表示/違反報告)
ここな(プロフ) - リクエストを書いてくださってありがとうございます!感動しました!!春樹くんが可愛すぎて、悶絶しております…また、リクエストさせていただくと思います笑本当にありがとうございました!本編の方も楽しみにしています!頑張ってください!!!! (2020年12月7日 17時) (レス) id: 145495405f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:志乃 | 作成日時:2020年12月2日 18時