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閉まりかけのエレベーターに慌てて乗り込むと、乗っていたのはまさかの知念だった。
今しかない！って咄嗟に思って、気づいたら好きだって言ってて。
『5階です』
機械音声で我に返る。
「な、何言ってんだ俺、ごめ、今の忘れて」
やってしまった...嫌われたかな...。
そう思いながらエレベーターを降りようとした、その時。
ぐいっと裾が引っ張られた。
『待って』
「え...」
『さっき言ったこと...ほんと？』
自然と上目遣いになる知念。
俺ははっきりと頷いた。
「うん、ほんと。...ごめん、気持ちわりぃよな」
すると、ふるふると知念が首を横に振った。
そのままぼすんと俺に抱きついてきて。
...え！？何これ！？
戸惑っていると、ゆっくりと知念が話し出した。
『僕、わがままだよ？』
涙混じりの声。
俺は知念の頭に手を添えた。
「知ってる」
『僕だけ見てくれないと、怒るよ？』
「そもそも知念しか見てないよ」
きゅっと俺を抱きしめる力が少し強くなる。
『雄也...僕、雄也が好き』
「ほんと...？」
知念は俺の胸に頭をつけたまま頷いた。
『僕でよければ...よろしくお願いします...っ』
やべ、涙出そ...っ。
「俺...今超幸せだわ...」
『へへ、僕もだよ...っ』
この可愛い人が、俺のもんなんだ...。
知念のこと、世界一幸せにします。
たかちねのお話1 終
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志乃(プロフ) - ここなさん» ありがとうございます！感動していただけて嬉しいです...！ぜひまたリクエストください！笑 (2020年12月7日 22時) (
レス) id: e83845d39d (このIDを非表示/違反報告)
ここな(プロフ) - リクエストを書いてくださってありがとうございます！感動しました！！春樹くんが可愛すぎて、悶絶しております…また、リクエストさせていただくと思います笑本当にありがとうございました！本編の方も楽しみにしています！頑張ってください！！！！ (2020年12月7日 17時) (レス) id: 145495405f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：志乃 | 作成日時：2020年12月2日 18時
