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ar side
昨日は俺の誕生日。
メンバー全員が祝ってくれて楽しかったし嬉しかったんだけど、俺にとっては今日が本番。
そう、裕翔と2人で食事！
ちょっと高めの個室のとこ予約しちゃったんだ〜。
『お誕生日おめでとうございました』
「ありがとうございました」
丁寧に言いながら、ワインで乾杯する。
誕生日にメンバーといられて、次の日には大好きな人と2人きり。
俺って幸せ者だなあ...。
「裕翔...俺のためにありがとね」
『え？俺、大ちゃんのためなら何だってするよ？』
「...へへ。さすが裕翔」
目を見合わせて笑って、さて、とメニューを開いた時だった。
『...大ちゃんさ』
「ん？」
『無理してないよね』
どういう意味だろうか。
このレストランのこと？
まあいつもよりは高いけれど、払えない額じゃないし...。
それも裕翔は分かってるはずだ。
じゃあ何だろう。
『俺と付き合うの』
色々考えていると、裕翔が言った。
「え」
変な声が出る。
『もしかしたら、山ちゃん忘れるために付き合ってんのかな...とか...あ、いや大ちゃんを信じてないわけじゃないんだよ？...ただ、自信なくて...』
「裕翔」
この子は馬鹿なのか。
俺がどんなに裕翔のことを好きか、分かってない。
俺が裕翔と付き合えてどんなに幸せかって。
言葉で表しきれないのに...。
「安心して。俺は裕翔が大好きだよ。世界で一番大好き。...上手く言葉に出来ないけど、今の俺の頭に山田はいないから」
笑ってみせると、裕翔は安心したように笑った。
俺は裕翔と会う度に、話す度に、大好きって思うんだよ。
それを言葉にする代わりに、俺は向かい側の裕翔に顔を近づけた。
綺麗な目がすっと閉じる。
今までで一番幸せな、溶けるようなキス。
また一つ、大好きが増えた。
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志乃(プロフ) - ここなさん» ありがとうございます！感動していただけて嬉しいです...！ぜひまたリクエストください！笑 (2020年12月7日 22時) (
レス) id: e83845d39d (このIDを非表示/違反報告)
ここな(プロフ) - リクエストを書いてくださってありがとうございます！感動しました！！春樹くんが可愛すぎて、悶絶しております…また、リクエストさせていただくと思います笑本当にありがとうございました！本編の方も楽しみにしています！頑張ってください！！！！ (2020年12月7日 17時) (レス) id: 145495405f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：志乃 | 作成日時：2020年12月2日 18時
