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#57 ページ8
伊「どうすんの？できんの？」
段々伊野尾さんのイライラが増してくるのがわかる。
これ以上怒らせてはいけない、と本能的に感じた。
中「できます...できますから...っ」
中島さんがもう一度銃を構えた、その時。
岡「ねえ、ちょっといい？」
岡本さんが立ち上がった。
手に布を持っている。
岡「ごめんね、裕翔」
言いながら中島さんの口に布を当てると、ばたりとその場に倒れて。
「え、ちょっと」
岡「大丈夫。...裕翔、起きて」
岡本さんがゆすると中島さんはすぐに目を覚ました。
伊野尾さんが大きくため息をつく。
それに肩を震わせたのは岡本さんだった。
岡「ごめんなさ...っでしゃばった...っ」
伊「いーよ別に。ちゃんと治った？」
その質問には、中島さんが答えた。
中「すみません、もう大丈夫です」
さっきとは違って冷静に銃を構える。
中「お待たせ。銃なら一発で死ねるからね」
中島さんは引き金を引いた。
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れっしー - とても面白かったです。これからも頑張ってください！ (2021年1月17日 13時) (
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作者名：志乃 | 作成日時：2020年9月22日 9時
