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みんなが寝静まった頃、マスターに呼び出された。
マ「なあ」
いつも人を殺している広い部屋に、マスターの声が響く。
伊「はい」
マ「今日の、何」
...やっぱり怒ってる。
誰のヘマだろうと、怒られるのはいつも俺だ。
今日怒ってる理由は薮の殺し方だと思うけれど。
伊「すみません。よく言っておきます」
マ「俺がいないとお前もここにいないこと、分かってんだよな?」
伊「...分かってます。すみませんでした。...っ!?げほっ...!」
みぞおちに衝撃が走る。
殴られた...痛い...っ!
思わずその場に倒れ込んだ。
マスターが床でもがく俺の顎を強く掴む。
マ「次はこれだけじゃ済まないから」
必死に頷くと、満足したのかマスターは部屋を出ていった。
思ったより怒ってた...。
俺は痛みで起き上がることが出来ず、必死に這いつくばって自分の部屋に戻った。
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れっしー - とても面白かったです。これからも頑張ってください! (2021年1月17日 13時) (レス) id: aa496b1864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:志乃 | 作成日時:2020年9月22日 9時