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#64 ページ15

?「下りて」



誰かの声がした。




空気が凍りつく中、私は状況が分からない。



伊「なん、で...」




伊野尾さんの視線の方を見ると、そこにいたのは、マスターだった。




マ「他殺じゃないとおもしろくないでしょ」



下りて?ともう一度笑顔でマスターが言う。



男の人は椅子からそろそろと下りた。




伊「俺が言ったんじゃないですよ...!」



マ「は?俺なんも言ってないけど」


伊野尾さんが黙った。




どういうこと...?伊野尾さんはマスターが怖い...のかな...?



マ「俺はおもしろいのが見たいんだって。自分で死ぬとこをみんなで眺める光景なんて何がおもしろいの」




薮「すみません。僕の興味だけで動いてしまいました」



マ「うん、分かったならいいよ。じゃ、続きどーぞ」




マスターは椅子に座って足を組んだ。





薮「...じゃあ、一息でいっちゃおっか」



薮さんが目を細めて笑った。

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れっしー - とても面白かったです。これからも頑張ってください! (2021年1月17日 13時) (レス) id: aa496b1864 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:志乃 | 作成日時:2020年9月22日 9時

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