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#61 ページ12
部屋に戻った伊野尾さんは、10分ほどして大きな箱を持って出てきた。
相当重いのかゆっくりずるずると引きずっている。
この箱、見覚えが...。
あ！伊野尾さんの部屋に沢山あった棺桶！
�癲屬修辰�、今日15日か...」
�睫擇気鵑�カレンダーを見て言う。
「何、してるの...？」
私はそばにいた大ちゃんに聞いた。
有「伊野ちゃんは、月に1回、15日に死体を1つずつ古い順に捨てるんだ。ずっとは置いておけないからね」
伊「はあ、はあ、ねえ、だれか手伝ってよ〜」
薮「俺やるよ」
伊「ありがと薮」
箱自体は軽くできているのか、その後は2人で軽々と持ち上げ、外に運ばれていった。
私が殺したい人じゃなければ。
伊野尾さんに選ばれなければ。
きっと私も、今頃あの箱の中だったんだ。
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れっしー - とても面白かったです。これからも頑張ってください！ (2021年1月17日 13時) (
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作者名：志乃 | 作成日時：2020年9月22日 9時
