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tk ページ12

知念が退院したから、家族全員でお買い物に来た。


久しぶりだから杏優も知念にべったり。



今も知念の足にくっついて離れない笑





『杏優ちゃーんちょっと離れてー歩きにくいよー』


『やーあ。らっこぉ』



『ごめん杏優ちゃん、今ママ抱っこできないんだ』




『なんれぇ』



泣きそうになりながら下唇を突き出す杏優の頬を、知念がしゃがんで優しく撫でる。


『ママね、今上手く歩けないの。でも、絶対すぐに上手に歩けるようになって、杏優ちゃんのこと抱っこしてあげるから、ちょっとだけ我慢してくれる?』





それでも『んー...』と納得がいかない感じの杏優。



「あーゆ。おいで」


『いやぁ...ぱぱやぁの...』



言いながらもてちてちと歩み寄ってきた。可愛い笑


俺の足に抱きついた杏優をよっこいしょと抱っこして。




「重くなったなぁ杏優ちゃん。もうすぐお姉ちゃんだもんな?」


『う、あゆちゃ、おねーちゃなゆの』



『偉いね杏優ちゃん。きっといいお姉ちゃんになるね』





知念は笑って少しずつ膨らんできたお腹をそっと撫でた。

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ma(プロフ) - 続き楽しみにしてます🙌 (3月15日 21時) (レス) @page19 id: 28bedf01b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:志乃 | 作成日時:2022年7月5日 8時

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