19 ページ19
夜、Aが通るであろう駅の近くで待ち伏せをした。
今日は雨だし、雨宿りにも使うだろう。
案の定、Aはその駅で雨宿りをし始めた。
俺が偶然を装ってAに声をかけると、Aも少し嬉しそうにしてくれた。
送るよ、と言って他愛もない話をしながらAの家に向かう。
営業マンで、出張でここに来た、という嘘をついて。
好きな人を聞かれた時は焦ったけど、適当に答えておいた。
「送ってくれてありがとう」
そう言ってAが止まったのは、なんだか見覚えのある家の前。
この外観...大学時代に卒論で大ちゃんが作ってた模型だ。
あの模型、Aと同棲するためのものだったんだ。
俺の方が、もっといい家を作れるのに。
俺はAにLINEの交換を申し出た。
もう少しあとでもよかったけど、早く俺のにしたくて。
俺は計画をその次の日に実行した。
52人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
志乃(プロフ) - いのきんぐさん» ありがとうございますめっちゃ嬉しいです泣頑張ります! (2021年9月16日 23時) (レス) id: e83845d39d (このIDを非表示/違反報告)
いのきんぐ(プロフ) - この作品大好きです!毎日楽しみです!これからも頑張ってください!! (2021年9月16日 22時) (レス) id: 5448d6134a (このIDを非表示/違反報告)
志乃(プロフ) - ももさん» 自信喪失気味だったので嬉しいです、ありがとうございます(;;) (2021年9月15日 0時) (レス) id: e83845d39d (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 毎日とても楽しみに読んでいます!!いつも素敵なお話ありがとうございます!! (2021年9月15日 0時) (レス) id: ee84a1fc22 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:志乃 | 作成日時:2021年9月12日 21時