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ゆきはあれから毎日メールを送ってきて、休日はよく遊ぶようになった。
雰囲気や仕草があまりにもAに似ていて、大ちゃんに紹介したこともある。
「やっぱAの方がかわいいな」
当たり前のことを大ちゃんが少し照れくさそうに言った。
でも、「当たり前だろ」なんて言えないから、苦笑いで適当に誤魔化す。
あーもう、早くAのこと忘れたいのに。
そんなある日、俺はゆきとレストランに行った。
「ゆき何食う?」
「私シチュー好きなんだよねえ」
シチュー。Aの好きな食べ物だ。
思わず目をぱちくりしてしまう。
「伊野尾くん?どうしたの?」
「い、や...なんでもないよ」
「そう?ならいいけどさ」
結局その日はずっと頭にAがいた。
自分でも怖いくらいに、ゆきと遊んだ日はAが頭から離れなくなった。
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志乃(プロフ) - いのきんぐさん» ありがとうございますめっちゃ嬉しいです泣頑張ります! (2021年9月16日 23時) (レス) id: e83845d39d (このIDを非表示/違反報告)
いのきんぐ(プロフ) - この作品大好きです!毎日楽しみです!これからも頑張ってください!! (2021年9月16日 22時) (レス) id: 5448d6134a (このIDを非表示/違反報告)
志乃(プロフ) - ももさん» 自信喪失気味だったので嬉しいです、ありがとうございます(;;) (2021年9月15日 0時) (レス) id: e83845d39d (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 毎日とても楽しみに読んでいます!!いつも素敵なお話ありがとうございます!! (2021年9月15日 0時) (レス) id: ee84a1fc22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:志乃 | 作成日時:2021年9月12日 21時