ふたり。-Another Story- 2

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ピンポーン。





ピンポーン。








「ん...」








この音は...なんだっけ...。





あ...！









「インターホンだ...っ」





早く出なきゃと体を起こすと、途端に頭痛が襲う。








『けぇ...っ？』






「あぁ...春樹、おはよ...」









ピンポーン。







『伊野尾さーん！大丈夫ですかー！』








マネージャーだ。




涼介が連絡しててくれたのか。






必死に体を起こして、ドアを開けた。







『伊野尾さん！』




「はあ、ごめ...」






その瞬間、俺はどさりとマネージャーに倒れ込んだ。





寝室から春樹の泣き声も聞こえる







『伊野尾さん立てます？』





頷いて自力で立とうとするものの、ぐらっと視界が傾いた。






勢いよく体が床に叩きつけられる。








まずい、今日もドラマの撮影あるのに...！








「今から...春樹...保育園連れてって...はあ...っ撮影の現場行って...っ間に合う...っ？」





『伊野尾さん何言って...』





「誰にも迷惑かけられないから...俺は大丈夫だから...よいしょ...っ」








起き上がろうとする俺をマネージャーが支えてくれた。





マネージャーに無理矢理差し込まれた体温計に表示された体温は、









40℃を超えていた。









________





中途半端ですが移行します汗

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