ふたり。-Another Story- 2

・※裏あり ページ35

行為中、俺は隣の部屋のメンバーに聞こえないように声を抑えるのに必死だった。





クッションを顔に押し付けて快感に耐える。








「はぅ...っん...っぁん...っらめ...っ！」




『はぁ...は...っ大ちゃん...っ顔見せて...っ』




「やら...っ声漏れちゃ...も...ん...っ！」








『やば...っそろそろ...っいく...っ！』




「じゃあ抜いて...っ！外に出して...！！ぁん...っ！」







そう言っても、裕翔はソレを抜く気配はなかった。




むしろどんどん激しくなる。






俺は焦って裕翔の体から逃げようとしたけど、圧倒的な体格差で。






俺は仕方なくクッションを顔から外して裕翔に投げつけた。







すると、裕翔は俺の顔を見てはっとして。




同時に、中に温かいものが流れた。







...嘘。









「...なんで...っ」




『ご、ごめ、わざとじゃ...っ！』





「最低！中に出すなって言っただろ！赤ちゃんできたらどうすんだよ！！」









俺はさっきのより一回り大きいクッションを投げつけてお風呂場に走った。






急いで穴に指を入れてかきだす。









...震えが止まらない。









俺、赤ちゃんなんて無理だよ...。

・→←ゆとありのお話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す