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商品を買ったあと、私たちはコンビニを出て近くの公園に向かった。
辺りはかなり暗く、人もいない。
有「ん」
有岡さんはさっき買ったお菓子を差し出した。
有「今食べないでね。コンビニ行ったって証拠なんだから」
「分かってます…」
私はパーカーのポケットにお菓子をねじ込んで、ため息をついた。
有岡さんがそんな私を見て少し眉を下げる。
有「…ごめんな、そりゃしんどいよな」
そう言ってコーラを一口飲んだ。
有「突然、殺したい人だとか意味わかんないこと言われて、目の前で人が死んでいって。平気な人なんていない。…ってごめん、泣かせるつもりじゃ」
「へ…」
気づくと、私はぼろぼろと涙を流していた。
止めようと思っても止まらない。
「ごめんなさ…っ！私も泣くつもりじゃ…っ！？」
必死で涙を拭いていた時。
唇に柔らかいものが触れた。
目を開けると、有岡さんの顔が目の前にあって。
唇を離した有岡さんが微笑んだ。
有「俺と一緒に逃げよう」
有岡さんの優しい声に、私は涙を全部拭いきれないまま、頷くしかなかった。
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あやの(プロフ) - runさん» ありがとうございます！！また書かせていただきます！ (2020年8月11日 22時) (
レス) id: ca8bd514a3 (このIDを非表示/違反報告)
run - 伊野尾くんに逆らえない有岡くん…好きです()光くんの拷問…どんな感じなのかすごく気になります…もしよろしければ、いつか有岡くんが逃げ出そうとしたときのことも書いてほしいです！ (2020年8月11日 22時) (レス) id: 74b2e9649b (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - cotoさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年5月20日 15時) (レス) id: ca8bd514a3 (このIDを非表示/違反報告)
coto - すごく面白いです！更新、頑張って下さいね！応援しています^ ^ (2020年5月20日 15時) (レス) id: c312103043 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - ＊ 白 雪さん» ありがとうございます(；；)頑張ります！！ (2020年3月24日 13時) (レス) id: ca8bd514a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやの | 作成日時：2020年3月8日 15時
