兄の愛情※刀×刀で口吸い(キス)表現有り ページ2
短刀達が元気に本丸の庭を走り回ってる。
「ねぇ…兄上…私はまだこの部屋から出れないのですか?」
「あぁ…ここはぬしさまが特別に結界を張りこの本丸の者以外は入れぬ仕組みになっておる。狐々は敵の発する穢れに弱い。」
穢れ…ここはぬしさまがその穢れを入れさせぬように張った結界がある…
「そこまで私は弱いのですか……皆の脚を引っ張り…」
「あまり負の感情を抱くでない。その負の感情を良い事に穢れが狐々に取り憑くのじゃ。」
護られてばかりで…護ることなど出来やしない…こんな不必要な刀…無い方が…
「兄上……お願いです……私を…***ください…」
そう言ったらパシンッと頬に鋭い痛みが走った
「っ…すまぬ…狐々……そのような事…言わんでくれ……」
酷く辛く悲しそうな表情を浮かべてる兄上そう、兄上に叩かれた
「っ…ふ……あに…うえ……私はッ……とても辛いのです…」
目から涙が溢れて零れ落ちると兄上の温もりに包まれる
「泣け。幸い今ここに立ち入ることの出来るやつは私しか居らん。辛いじゃろう?全て吐き出してしまえば良い。」
背中を優しく摩ってくれる兄上に私は自然と泣きつく、後でこの思い出を掘り起こされて恥ずかしい思いをしても良いただ、今この時を甘んじて受けたい
「兄上…兄上っ…」
「この兄が全て受け止めてやろう」
優しい声音でどんどん私の涙腺を刺激してくる、涙が止まらない。きっと明日になれば赤く腫れ上がって見せれる顔ではない
「もしも…狐々が途方に暮れ間違えた道を進もうものなら、私が止めよう。兄として……いや、愛する女子を守ろうとする男として…じゃな。狐々、悪い兄を許しておくれ…」
何を言っているのかわからないという表情をしていたら、口吸いされる
「んッ…」
少し怖くなって後ろに下がろうとすれば兄上の手が私の頭を抑えて逃げ場を無くす
「っ…は……狐々。すまぬ…このような事…けして許されるはずのない事じゃ。」
「はぁっ……ッ…」
兄上の唇が離れる…きっと今の私は、はしたない。頬を赤く上気させて息が荒く泣き腫らした後の涙の後も残っている
「狐々…昔より…えらく美しゅうなった……と同時に淫らな身体にもなりおって…心配じゃぞ…」
「っ……こんな私は…はしたない…と思い、嫌いになりますか…?」
そう言いながら見やると抱きしめられてる腕の力がより一層強くなった
「そんなこと…無かろう……私はそんな狐々を好いておる。狐々を襲いたいぐらいにな。」
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桃莉(プロフ) - それでも夢腐女子をこじらせてるので新しいアカウントの方で続けさせていただきます。この小説をご贔屓していただき誠にありがとうございます。 (2018年6月30日 14時) (レス) id: 70d3084f1d (このIDを非表示/違反報告)
桃莉(プロフ) - デュラララの夢小説、DIABOLIKLOVERSの夢小説、そして未公開の小説を皆様にお届けできなくなったことに深くお詫び申し上げます。占ツクを始めたのが小学五年生位で、長い間やらせて頂きました。今は高校三年生という身で昔の作品を見れば爆発したくなりますが (2018年6月30日 14時) (レス) id: 70d3084f1d (このIDを非表示/違反報告)
桃莉(プロフ) - ○大事なお知らせ○ こちらをご覧の皆様お久しぶりです。蒼翡翠です。私馬鹿なことに携帯を壊し機種変し、ログイン使用としたところでパスワードを忘れてしまい新しくアカウント作り直しました、私が書いた作品たちは更新することが出来なくなりました。 (2018年6月30日 14時) (レス) id: 70d3084f1d (このIDを非表示/違反報告)
minede(プロフ) - 私も小狐丸が刀剣乱舞の中で1番好きです。 (2016年10月30日 9時) (レス) id: 5012a03519 (このIDを非表示/違反報告)
minede(プロフ) - 面白かったです。続きが気になります(´˘`*) (2016年10月30日 9時) (レス) id: 5012a03519 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼翡翠 | 作成日時:2016年3月16日 17時