13.恐怖-貴方side ページ14
貴方「...」
何してるんだろ
私
そんなことを思いながら下駄箱から靴を出す
「Aｯ...！」
息切れをしながら誰かが私の名前を呼んだ
振り返ってみるとそこには爆豪がいた
貴方「ば、爆豪...？」
爆豪「左腕見せろや！！」
貴方「...え」
いきなりなんなんだ
嫌に決まってるじゃないか
爆豪「お前がアイツを殴った理由、それなんだろ！」
私が美里を殴る前に見た昔の映像が脳裏にフラッシュバックした
貴方「...ちがうよ」
爆豪「じゃあなんで殴ったんだよ！」
怖かったから...なんて恥しくて言えない
貴方「さぁね」
爆豪「おい！言えよ！」
爆豪に肩を掴まれた
貴方「言えない」
もうほかっといてよ
怖いんだよ、事実を知られて、同情されて、軽蔑されるのが
爆豪「あぁ？！なんでだよ！」
しつこいよ
もうやめてよ
貴方「...うるさいな！人の気持ちも知らないで！」
私は走った
言ってしまった
ただ、怖くて自分が弱いだけなのに
爆豪に酷いことを言ってしまった
目から溢れる涙が私の視界をボヤけさせた
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Remi(プロフ) - 雷光さん» それなです笑 雷光さんコメントありがとうございます！ (2017年12月29日 20時) (
レス) id: ba5cd5f721 (このIDを非表示/違反報告)
雷光 - 爆豪って案外黙っていればイケメンだけどこんな勇敢なところが超イケメン！ (2017年12月23日 16時) (レス) id: 681e9ae1c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Remi | 作成日時：2017年10月7日 22時
