石の世界で恋しちゃいません？

プロローグ ページ1

その日＿＿＿
世界中の人間は全て 石になった！！



大樹「聞いてくれ千空、A！！
俺は決めた！今日こそ今から！！
この5年越しの想いを杠に伝える！！」

千空「ほーんそりゃすげえ興味深い」

千空「声帯がブチ切れるほど応援してるわこの科学部室から」

大樹「おおそうかありがとう千空！」

貴方「大樹君、多分千空は応援してないと思うよ。」

大樹「なにぃどっちだー！」

千空「そもそも5年も何も言わねぇとかバカはどんだけ非合理的だ」

千空「死ぬほど合理的な方法をくれてやるよ」

貴方「(まさかさっき作ってたガソリンあげるとか…)」

千空「フェロモン放出を極度に活性化するいわゆる惚れさせ薬」

千空「こいつ飲んできゃ100億％だ！」


そう言って出したのはさっき作ってたガソリンだった。

貴方「(まあ、大樹君だったら飲まないよね)」

大樹「…ありがとう！千空だがすまん
こんなインチキには頼れん！」


オォーやっぱり飲まなかった！私だったら飲んでるなー

部員「てかこれマジか千空
惚れさせ薬って…」

千空「んなもんあるわけねぇだろただのガソリンだ
ペットボトルのキャップから精製した」

千空「ポリエチレンの分子構造。考えろバカ
ガソリンの長さに炭化水素ブッタ切ってるだけだ見りゃ分かんだろ」

部員「(いや分からん)」

部員「(分からんて)」

貴方「だよねー分かんないよアハハ…」

部員「飲んでたら大樹くん死んでるじゃないか…」

千空「ククク100億％飲みやしねえよ
あの真面目バカはよ」

貴方「あ！会話が始まったよ！」

部員「フルパワーでフラれるに100円」

部員「フラれるに500円」

部員「フラれるに1000円」

千空「意外とフラれねえに一万円」

貴方「うーん、付き合っちゃうに一万円」

部員「マジか！？」


千空「ん、何だありゃ…逃げろ！A！」

貴方「(動けない…どうなってるの！？)」

貴方「(意識が、朦朧としてきた…死ぬのか、なぁ羽京さん、ゲ、ンさん…)

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