石の世界で恋しちゃいません？ (ページ10)

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はげ山で避雷針！ページ10

……つらい、ここ！！

貴方「ゲンさ～ん！ここ、つらくな、いですか…」ハアハア

ゲン「皆体力ゴイスー！千空ちゃん除いて」

貴方「コハクちゃんに引っ張られてるププッ」

そんなこと言ってる暇がない。つらい。けど、今悩んでいることがある。どっちの味方につくかだ。考えが違うは仕方のないことだろうけど私は司帝国のみんなも科学王国と一緒に仲間になればいいと思う、聞いた話だけど司さんはいらない年寄りの石像を壊しているらしい。
羽京さんだってそういうことを望んでいない、杠ちゃんも大樹くんも。千空と同じ考えだ、みんな復活させて全人類で地球を支えていく。でも司さんが私を復活させてくれた。
だから悩んでしまう

千空「クロムテメーの10年がかりの探索の結果だな！」

クロム「おうよ恐れいったか！！」

「ついたぜはげ山
超絶雷スポットだ狙うならここっきゃねぇ」

銀狼「なんかやぐら作ってるよぉ手伝…」

金狼「銀狼貴様は銀の槍がほしいだけだろう！？
俺達の仕事は監視ルールはルールだ！」

千空「雷が近い！！」

クロム「ヤベー今から丸太で避雷針なんて立ててちゃ間に合わねえぞ！」

コハク「く…地面に突き立てられる長物でもあれば＿＿」

そう言って気づいたような目で金狼の槍を見る

金狼「だ、ダメだこの槍だけは」

銀狼「なんだやっぱり気に入ってんじゃんよぅ」

コハクは槍を奪い自分の髪につけていた縄をほどき鉄棒と槍でくくる
そして地面に突き立てた

貴方「うわぁ可哀想…ゲンさん、ゲンさん？」

ゲン「……」

千空「ククク降りて来たぜ電気の神が＿＿」

金狼「槍いいいい」

クロム「ヤリィイイ発電機用の強力磁石ゲットォオオ！！」

ゲン「(この石の世界で発電？？マジカ…！！！)」

ゲンさんの天秤が科学王国に大きく傾いたよ！

ゲン「ははははなんなの千空ちゃん」

ゲン「このなーーんもない石器時代にゼロからまさかホントに…」

千空「『電気』の爆誕だ」

千空「唆るぜこれは…！！！」