50話 ページ4
.
【Aside】
………俺、なにかしたかな？
さっきから火神君にめっちゃ睨まれてるんだけど；
ええっと、どうしようか、この空気…
貴「…とりあえずバニラシェイク買ってきていい？」
黒「…相変わらずマイペースですね、君」
.
.
.
和君からもらった無料券とバニラシェイクを交換し、俺のお金で同じものをもう一本。
そしてテリヤキチーズバーガーをふたつ。火神君にあげるやつ。睨まれたから何か気にさわることしたと思って…；
追加でポテトとチーズバーガーと野菜バーガー。これは俺のお昼ね。
それを持ってマジバの入口へ。
ここのマジバはよくバニラシェイクの無料券を配布しているようで、黒ちゃんが登校途中に貰いに行こうとしたところで火神君と会ったらしい。
和君の無料券もここで貰ったものだろうね。
貴「はい、黒ちゃんにバニラシェイク。
火神君はテリヤキチーズバーガーでよかったかな？」
黒「！ありがとうございます！」
火「お、おう…さんきゅ」
火神君は受け取ったそれを手の上に乗せて見つめている。
………食べないのかな？
それとも怪しくて食べられないとか？
貴「大丈夫だよ、毒盛ったりしてないから」
火「Σそんな心配してねぇよ！？」
黒「人の好意くらい素直に受け取ればいいじゃないですか。毒が入ってるか疑うなんて…」
火「これって俺が悪いみたいになってる！？」
黒「冗談なんですから笑って流してくださいよ」
貴「本当だよ、ダメだね火神君」
火「Σ何で初対面の奴にこんな
これから部活みたいだから、学校まで一緒させてもらうことにした。
貴「ねっ 誠凛のバスケ部ってどんな人が多いの？」
黒「個性的な方が多いですが…みなさんとても頼れるチームメイトです」
貴「ふぅん…その中でも
黒「…何が言いたいんですか」
不満げに眉を寄せる黒ちゃんに、思わず噴き出す。
貴「あははっ 冗談！黒ちゃんも冗談なんだから笑って流してよね！火神君じゃないんだからさあ！」
黒「火神君と同レベルということですね、屈辱です」
火「さっきから俺に恨みでもあんの！？」
「お前ら表出ろ！」と言う火神君。
「いや、もうここ外だから。表出てるから」と返すと、羞恥からか顔を赤く染めた。
なんだ、ただのバカか←
【Aside end】
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 494人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやの(プロフ) - RiRさん» わああ！更新再開して初めてのコメントいただけてとても嬉しいです（；＿；）ありがとうございます！のんびり更新で申し訳ないですが、楽しんでいただけるように頑張ります（＾Ｏ＾） (2019年10月4日 13時) (
レス) id: 194bfbd275 (このIDを非表示/違反報告)
RiR - とても面白いお話をありがとうございますm(_ _)m続きがとても気になりますのでぜひ私に続きをお恵みください！更新をお待ちしております (2019年10月1日 18時) (レス) id: 6882897af8 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 刹那さん» ありがとうございます！２年越しにはなりましたが、のんびりと更新再開していきます（＾Ｏ＾） (2019年6月5日 18時) (レス) id: 194bfbd275 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - とっても面白いです！更新待ってます！ (2017年3月19日 2時) (レス) id: 7c1d45a73f (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 誄さん» わああっ そう言ってもらえると本当に嬉しいです（；＿；）ノロノロ更新ですが続けさせてもらいます！ありがとうございます！ (2016年12月19日 11時) (レス) id: 2ac38d71af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あやの | 作成日時：2016年5月12日 21時
