67話 ページ21
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【Aside】
空は暗く、もう夜である。
京都に着き、真っ先に征ちゃんの別宅へと向かう。
執事さんに車で迎えに行こうかと提案されたが、断って歩いている。
あ、迷うと思った？
流石に俺も今生活してるところの土地勘くらいはあるもんね！
………それか目的地に征ちゃんがいればどこでも辿り着ける自信がある。←
門を通ると広がるのは緑。下はほぼ一面芝生だ。
あ、ちなみにここからもう征ちゃんの家の敷地ね。
草木や花、木棚には盆栽なんかも飾ってある。
定期的に庭師さんが来ていて、綺麗に整備されている。
＿＿＿＿そして敷かれている石畳を辿ると、現れるのは日本家屋。
貴「ただいまー！会いたかったよ征ちゃん！」
征ちゃんはソファに腰掛け、本を読んでいた。
そしてこちらを見て、薄く微笑む。
なんとも様になる着流しの姿に、思わず頬を染めてしまいそうになる。
ヤバイ、久しぶりに会ったから征ちゃんの大人の色気に当てられちゃう…！((変態
赤「僕は静かでちょうど良かったがな。…まあ、少し静かすぎたかもしれないね。
無事に帰ってきて良かったよ。お帰り、A」
貴「…！もう ツンデレだなあ征ちゃんh((シャキンッ」
俺の声を遮って音を立てた征ちゃんの手元の鋏に、調子に乗りすぎちゃったかなと反省する。
着替えておいでと言われて、荷物を全て自室に運び、征ちゃんと色違いの着流しを手に取った。
征ちゃんは嫌だって言ったけど、執事さんに頼んで買ってきてもらっちゃったんだよね、お揃い♡
………画面の前のみなさん、ちょっと引いたでしょ。
ここまでくるとストーカーだよね、俺もそう思うよ、ここまでされたら気持ち悪いなって。←
征ちゃん最初の方は文句言ってたけどもう何も言わなくなってきたから。
諦めたんだろうよ、俺の勝ちだね。←
俺は纏めた資料を持ち、征ちゃんのいる部屋に向かう。
貴「おっまたせー！」
資料を渡すと、征ちゃんは満足げに頷く。
それを開き目を通しながら、俺に声をかけた。
赤「疲れただろう、風呂の準備は済んでいるから行ってくるといい」
貴「ええ〜今着替えてきたばっかなのに？」
赤「そのまま寝巻きにするのだからいいだろう？僕はこれを見ているから。その間に行っておいで、A」
出てきたらゆっくり話をしよう、という甘い言葉につられて、俺は風呂に向かうのだった。
【Aside end】
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あやの(プロフ) - RiRさん» わああ！更新再開して初めてのコメントいただけてとても嬉しいです（；＿；）ありがとうございます！のんびり更新で申し訳ないですが、楽しんでいただけるように頑張ります（＾Ｏ＾） (2019年10月4日 13時) (
レス) id: 194bfbd275 (このIDを非表示/違反報告)
RiR - とても面白いお話をありがとうございますm(_ _)m続きがとても気になりますのでぜひ私に続きをお恵みください！更新をお待ちしております (2019年10月1日 18時) (レス) id: 6882897af8 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 刹那さん» ありがとうございます！２年越しにはなりましたが、のんびりと更新再開していきます（＾Ｏ＾） (2019年6月5日 18時) (レス) id: 194bfbd275 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - とっても面白いです！更新待ってます！ (2017年3月19日 2時) (レス) id: 7c1d45a73f (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 誄さん» わああっ そう言ってもらえると本当に嬉しいです（；＿；）ノロノロ更新ですが続けさせてもらいます！ありがとうございます！ (2016年12月19日 11時) (レス) id: 2ac38d71af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやの | 作成日時：2016年5月12日 21時
