57話 ページ11
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※作者の都合のいい模造しか入りません※
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【Aside】
驚く誠凛バスケ部員たち。
俺は無理矢理に口角を上げるも、視線は自然と下へ向く。
貴「("ここ"も、か…)」
正直、期待したのだ。
出会ってから時間こそ経っていないものの、会話の中からは優しさが受け取れて。
俺を受け入れてくれる人がいるんじゃないかと。
貴「(本当に、馬鹿みたいだ)」
＿＿＿＿【
実を言うと名の通り、全てを完全に記憶できるというわけではない。
"俺個人に関係がない"…つまり、俺が"没頭できない"モノは明確に思い出すことはできない。
そこらへんは集中力や空想力とかの違いなのか、脳のメカニズム等と絡んできて…詳しくは解明されていないらしいけど。
俺がよく睡眠をとるのもそれが理由だ。
明確に思い出せないながらも、俺の視界に入ってきたモノは少なからず頭の中に刻まれるわけで。
そういう必要のない記憶や情報を寝ることによって強制的にシャットアウトしている。
あまりに多くのことが頭に入ってくるために、脳の容量が足りず、頭痛、めまいを起こす。
加えて人間は睡眠中に記憶を整理しているので、膨大な量の情報を整理するために多めに睡眠を、という意味もあるが。
その他にも感情と共に記憶が思い出されるから、思い出す記憶によっては激しく感情が激昂する。
"嬉しい""悲しい""辛い"などといった感情が増幅する出来事であるほどに高い記憶力を誇る、ということで。
いいことばかりでないのが、この能力である。
『残念だけど、君の両親は事故で＿＿＿＿』
『誰が引き取るのよ、あんな気味の悪い子』
『容姿は整っているけど…うちの家も無理よ』
『俺っておかしいの？普通じゃないの？
ねぇ、ばあちゃん…っ！
だから父さんも母さんもいなくなったの！？』
＿＿＿＿つまり、過去の忌々しい出来事まで鮮明に記憶されてしまって、忘れられないのだ。
いきなりこんな話をされても驚くだろう。
信じられるわけないだろう。
受け入れられるわけないだろう。
だって、これまでみんなそうだった。
信じてくれたのは、七色のキセキ。
虹を取り巻くチームメイト達。
まだ幼き日、手を差し伸べてくれたのは赤色で。
"
【Aside end】
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あやの(プロフ) - RiRさん» わああ！更新再開して初めてのコメントいただけてとても嬉しいです（；＿；）ありがとうございます！のんびり更新で申し訳ないですが、楽しんでいただけるように頑張ります（＾Ｏ＾） (2019年10月4日 13時) (
レス) id: 194bfbd275 (このIDを非表示/違反報告)
RiR - とても面白いお話をありがとうございますm(_ _)m続きがとても気になりますのでぜひ私に続きをお恵みください！更新をお待ちしております (2019年10月1日 18時) (レス) id: 6882897af8 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 刹那さん» ありがとうございます！２年越しにはなりましたが、のんびりと更新再開していきます（＾Ｏ＾） (2019年6月5日 18時) (レス) id: 194bfbd275 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - とっても面白いです！更新待ってます！ (2017年3月19日 2時) (レス) id: 7c1d45a73f (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 誄さん» わああっ そう言ってもらえると本当に嬉しいです（；＿；）ノロノロ更新ですが続けさせてもらいます！ありがとうございます！ (2016年12月19日 11時) (レス) id: 2ac38d71af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやの | 作成日時：2016年5月12日 21時
