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とぅーaction ページ4
「Good Morning！」
扉を開け、挨拶をする。
うん、完璧。
これで好印象は間違いない。
あれ？なんでこんなに静かなの？
あ、もしかして聞こえなかったの？
さっきの管理人さんといい、日本人は耳が遠いな。
ではもう一度。
「Good Morning！」
あれ、静か。さっきより大きい声で言ったんだけどなぁ。
まあいいか。
そう思い席に着く。
ここは学校。
三門市立第一高等学校。
ここはボーダーの本部基地に一番近い高校だからね。
とても都合がいいの。
私はここの２年生。
まあここにきてまだ２日目だけれど。
みんなは私がハーフだからか、なかなか話しかけてこない。
私だって日本語くらい話せるわよ。
よし、今日は友達作りに励もう。そうしよう。
孤独なヒーローは信頼なんてしてもらえないからね。
「おはよー。」
誰かが声をかけてきた。これはChance！(チャンス)
「Good Morning！」
「おう。」
今度こそ完璧。
彼は男子にしては少し長めの黒髪で、前髪を挙げてそれをカチューシャみたいなもので
とめている。そして長い切れ目。顔は…いい方。
ああ、この間誰かに槍バカって呼ばれてたっけ。
名前は…思い出せない。
えっと…
名前なんだっけ？
まあいいわ。
このクラスはおよそ30人。
学校全体だと何人になるのかな。
とにかく、ここの人たちは私が守る。
だって私はヒーローだもの！
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