46 登校ハプニング ページ47
電車に揺られること数十分。
香山さんは保健体育担当の先生らしい(ビッチだから？)けど、今日は授業がないからヒーロー活動に専念するんだとか。
要は、一人で登校。
電車はこっちでもあっちでも変わらなくて、ドラエモンみたいな超未来的な感じでもなかった。
個性があるってだけで私のいた世界と何ら変わりはないみたい。
「ふぁあ。あー、書類作成とかしなくていいっていいわァ。」
最近熟睡していたので気持ちの良い欠伸がでる。
ポートマフィアは殲滅か潜入か書類か交渉、働き詰めの戦い詰めだったからゆるい日々も気に入ってる。
これで人が殺せたならばっ！
ぼーっと電車の中を見回していると雄英の制服がチラホラと見える。
そして私はチラチラ見られる。
(エリートって奴なのかね？)
プシューと音を立てて扉が開く。駅についたらしい。
私はまだ新しい電波の繋がるスマホを買えていない。
今週日曜までには各安会社のスマホが届くらしい。
だから雄英までの地図はわからないから、香山さんにコピーしてもらった。
つまり用意万全だったのだけれど・・・
「・・・迷った？え、やばいどうしよう。地図あるから方向音痴はないと思ったのに！」
私、平Aは方向音痴なのです。
極度の。
地図と現在地がわかればいけるよ？だからナビとかグーグルマップは使えるけど
紙は駄目だった。
(誰かに聞かないと・・・！雄英生徒雄英生徒！)
周りを見回すと道を一本挟んだ通りに同じ制服を着た男の子を見かけた。
(先輩だったらとかどうでもいいわ！着いていこう！)
見失ってはいけないと思い全力疾走をする。
だからこそ
左右に気が配れなかったというか道から飛び出した瞬間
「わっ！？」
ドンッ
「ッてえ。」
ぶつかってしまった。
「いたた・・・あ、ごめん！」
「いや、此方こそ悪い。怪我はないか？」
尻餅をついた私に手を差し伸べてくれる。
中原くんだったら「置いてくぞ」って言うもん、謝らないもん。
「ありがとう！」
お得意の営業スマイルでその手をつかむ。
差し伸べてくれたのも雄英生徒だった。
見た目が独特の。
紅白の髪、オッドアイの男の子。
そして、火傷痕
(この火傷、どっかで・・・)
「・・・・どうかしたか？」
じっと見つめていたので不審がられてしまった。
「いや、何でもない！雄英生徒だよね？」
私は尋ねる
「雄英高校のヒーロー科ってどこにあるの？」
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アヤ(プロフ) - ロンさん» マジですか！？書き直します！ (2018年5月5日 15時) (
レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
ロン - あれ…相澤先生ってミッドナイトに敬語使ってたはずじゃ… (2018年5月5日 15時) (レス) id: 96ff2658c5 (このIDを非表示/違反報告)
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