13 殺さなければならない理由 ページ14
「今日の道徳のテーマは『人を傷つけちゃだめなのは何故？』でーす！はい、みんな拍手ー！」
私がまだ小学校に通っていた頃、
まだ裏社会にも異能力にも目覚めず平和に学校では楽しく生活していた頃。
友達も多かった、毎日の学校が楽しかったわけではないけど。
そんな頃に、こんな授業があった。
「せんせー、人を傷つけないのは常識だからじゃね？」
「何で常識なのかってところを考えないと駄目なんだぞー。」
私はまだ一応一般常識の範囲内だったんだろう、多分。
「✕✕さん、✕✕Aさんはどう思う？」
先生に聞かれ、学校ではまともな私は答える。
「私は」
今なら絶対に思わない、思えない馬鹿な言葉を吐く。
「他人を傷つけるのは怖いし、傷つけられるのも怖い。だから傷つけるのは駄目なんじゃないですか？」
きっと、今ならこう答えるだろう。
「ありません。人を傷つけてはいけない理由はない、だから傷つけたって殺したっていいと思います。」
「どうして？」
「人間生きる上で必ずどこかで誰かを傷つけて生きています。
だから別に其れが帰ってきたって文句は言えないし。」
「それに、私は人を殺したいから。人を傷つけるのが大好きだから！」
「其れが理由？・・・最低じゃない？」
「人間すぐに死ぬんだから欲求のままに生きてもいいでしょ？」
人間、いつか死ぬんだから。
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アヤ(プロフ) - ロンさん» マジですか！？書き直します！ (2018年5月5日 15時) (
レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
ロン - あれ…相澤先生ってミッドナイトに敬語使ってたはずじゃ… (2018年5月5日 15時) (レス) id: 96ff2658c5 (このIDを非表示/違反報告)
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