30 矢張り金が全て ページ31
「生活費は？お金はどうするの？」
私は身を乗り出して聞く。
服買いたいし。今、私は
あと雨合羽
其れと短刀
短刀はよく破壊されなかったよなァと思う。
私の愛しき源ちゃん、という今思いついたあだ名をそれにつけてみる。
由来は私の力の源である為。勿論嘘だ。
「其処でだ。君のあちらでの経験を活かしてプロファイリングやヒーローの補佐をしてほしいのさ。
つまりは雄英高校の臨時教員。相場よりは安く付くけどね。」
「安くついてるし。」
嫌、お仕事があるだけありがたい？
それにヨコハマに戻れば私がポートマフィアで築き上げた金の山がある。
我慢しよう。と私は心に決める。
「でも一日とは言えおっ・・・お兄さんと同居だとか気分が悪くなりそうなんですけど」
「校長、殴っていいですかね？」
「相澤くん、落ち着いて。大丈夫、相澤くんは合理性の権化だから女子高生を襲うような真似はしないさ！多分。」
「多分を付け加えないでください。」
合理性の権化、か。
脳裏をかすめるのはピシッと背筋を伸ばしポートマフィアの首領らしい姿・・・
ではなく幼女を追いかけ回している中年医師。
ポートマフィア首領、森鴎外
「ふふっ。」
なんだか笑みが溢れる。
「自然に笑えるじゃないか。」
リカバリーガールが優しい顔でこちらを見る。
自然に笑えるじゃないか
の意味はよくわからない。
「何か、リンタロウ叔父さんみたい。」
相澤さんが首を傾げる。
こっちに来ても、ポートマフィアの事ばかり考えてしまう。
矢張り、今すぐ私は帰りたい。
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アヤ(プロフ) - ロンさん» マジですか！？書き直します！ (2018年5月5日 15時) (
レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
ロン - あれ…相澤先生ってミッドナイトに敬語使ってたはずじゃ… (2018年5月5日 15時) (レス) id: 96ff2658c5 (このIDを非表示/違反報告)
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