26 幸福など求めちゃいない ページ27
と言うのは建前。本音は違う。
正直、こちらが人を殺しにくいから。
まだヨコハマの方が殺り放題、殺し放題だから。
ヒーローを狙って思い知った、此方は非常にやりづらい。
速く殺せない。
だから私は帰ろうと思ったわけだけども
「うん。実はここまで来る途中、リカバリーガールと話したんだけど」
チラリとお婆さんを見た根津校長。
「リカバリーガール？え、ガールの歳じゃなくない？
笑えるんだけど。」
「御前言っていいことと悪いことがあるだろ。」
本音を言ったら相澤さんに足を蹴られた。
かなり痛い
「ちょっと・・・其れが女子高生に対する態度？」
「矢張り未成年なんだね、君。」
うっかり漏らしてしまった年齢(別にいいけども)
を聞いて更にニコニコしだすお婆さんもといリカバリーガール？
「名前と年齢、其れと体術とかはどこで習ったか教えてくれないかい？」
「
どこで働いてるかとか体術習ったところとかは秘密ね。
情報もらしたら私が殺されちゃう。」
ぴくりと根津校長の眉が動く。
「そう。じゃあ組織で働いてたのかい？」
「YES。其れ以上は言わないけどね。」
ポートマフィアでは
たしか尾崎さんに聞いた言葉だ。
「最後の質問さ！君は人を殺したことはあるかい？そしてどれくらい殺したか、他に犯したことのある犯罪を教えてくれるかい？」
「殺したことはあるけど・・・まァ言わない！黙秘権行使。
過去の記録は私の中だけに留めておきたいもーん。」
うん、うん。と頷く根津校長。
「こちらになら君を帰せる個性を持つ人間がいるかもしれない。
で、どうだろう。
正直拘束したいけど、監視という形で此処で学んでみないかい？」
・・・監視、学ぶ？
つまり私が帰れるまで監視化に置くってことかな。
「雄英高校で学んでみないかい？ヒーローになる道で。」
根津校長は笑う、
ヒーローになる、道？
「それで私が帰れるのなら。」
(お断りだよ、獣畜生が)
これから始まる、私のヒーローアカデミア
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アヤ(プロフ) - ロンさん» マジですか！？書き直します！ (2018年5月5日 15時) (
レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
ロン - あれ…相澤先生ってミッドナイトに敬語使ってたはずじゃ… (2018年5月5日 15時) (レス) id: 96ff2658c5 (このIDを非表示/違反報告)
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